ニッコウキスゲのシーズンの霧ヶ峰はここ数年、毎年行っていますが、ちょうど満開の時期を迎えたのと、ビーナスラインが無料になったこともあり、最高の人出でした・・・。まさか、帰りの車山リフトから肩の駐車場まで大渋滞するとは思っても見なかった・・・。
予想に反して前日の20日(土)が晴れだったので21日は展望は期待せずに行きました。が、中央道の走り始めはなかなかいい天気。小仏トンネルを抜けるとうっすらと富士が見えるし、いつものチェックポイント、岩殿トンネル出口ではすっきりと富士が裾野まで見えた(ちなみにこのポイントはEOSさんが発見したのですが、中央道で富士山が裾野までよく見えるポイントはここだけだと思われる・・・、もちろん小淵沢あたりからは別)
もっともそれも笹子トンネルを抜けると状況一転、曇りで霞みで全然遠望が効かなくなった・・・。と思うえば韮崎をすぎるあたりからまた遠望がそこそこ効くようになり、甲斐駒も八ヶ岳もよく見える。なんなんだ、この天気は。
どうでもいいけど須玉あたりから諏訪あたりまでの中央高速は走行車線が荒れていてロードノイズが大きくどうしても追い越し車線を走ることになる。追い越し車線は速い車が多くて嫌なんだが騒音には勝てない、なんとかしてほしい、このあたり(上下線とも)。
ビーナスラインを登って行くと意外と遠望が効く。南アも八ヶ岳もよく見える。ただしいつものように中アや御岳、北アは雲の中・・・。
当初予定はいつものようにヒュッテジャベル附近の沢渡あたりなんだが、展望がいいならはやいとこ山頂に行ってしまうか、ということで、肩の駐車場を目指すも、8時前ですでに満車、路肩駐車も多いので「赤信号みんなで渡れば」という気にも一瞬なったが、「やっぱりそれはルール違反です」と大きな声で自分を戒めて、リフト乗り場を目指した。ビーナスラインを走る車はそれほど多くはない。途中、富士見台(って霧ヶ峰にもあったのを初めて知る)あたりからが裾野をひいた富士山がきれいに見えた。山頂へ着いたら何も見えなかったでは寂しいので、最後の駐車場に車を停めて写真を撮る。
リフト乗り場の無料駐車場も混んでいたが満車ではなかったので、そのまま車を停めて上り片道850円のリフト券を買う。ああ、怠惰な性格。
このリフト沿いの花は意外と好きで、キスゲだけでなくヤナギランやアザミやバイケイソウ、ハクサンフウロなど多種の花が咲き誇っている。
で、山頂に着くとなんとガスが舞う・・・。写真とっておいて良かった・・。
今日の目的のひとつがいいよねっとさん販売の日本語版のeTrex Vistaの評価。@niftyのFGPSの評価回覧で借りているもの。その評価レポートはこちらを見ていただくとして、やっぱり詳細な日本地図は便利。なんといっても日本語でウェイポイント登録できるのがとても便利ですね。左のログ付き地図は今日のトラックですが、青字の地名はVista-Jからダウンロードしたウェイポイントです。ちゃんと日本語でしょ?
さて、山頂付近もかなり満開に近いですが、今日は手抜きでリフトであがったのでせめて肩まではいって最盛期のキスゲをみてこよう、と肩まで歩く。途中から見るビーナスラインは大渋滞。渋滞の原因は路肩駐車の車による車幅縮小ですれ違いができないのだ・・・。やっぱり停めなくてよかった。人が増え、車が増えるとマナーが低下するのは常とはいえ、やっぱり寂しいものだ。今日は肩附近(もっとも撮影マニアが多い)はあまり見なかったが、ロープをくぐって撮影したりする人は見なかったのは幸い。
肩附近は混雑もうなずける満開である。花の量もかなり多いと思う。色も適度に橙系の黄色でけっこうきれい。その中にまだ少し時期がはやい松虫草とグンナイフウロがうすい紫でアクセントをつけている。
肩からは蝶々深山の分岐の方に歩いた。ここまで来ると人も急にまばらになる。この道は初めて歩くが「霧ヶ峰湿原」の一部を通るため植生が変わってなかなか面白い。アヤメも見かけた。
時間はまだ早いがリフト乗り場までは遠回りで降りるので意外と時間を食う。軽快に降りて車に戻ったら頭がちょっとふらふらして、膝がけっこうがたがただった。今朝、数年ぶりに入れ替えたソルボスーパーは効いていたみたいだが・・・。
歩いている最中は吹き抜ける涼風で気が付かなかったが、腕と顔がけっこう焼けていた・・・。
8:11 | リフト乗り場 |
8:23 | リフト乗り継ぎ |
8:35 | 車山山頂 |
8:44 | 山頂発 |
9:26 | 車山肩 |
9:44 | 車山乗越 |
10:34 | リフト乗り場 |