3.初期設定(1)なぜ初期設定か?
メモリー消失か電源OFF状態で500マイル以上移動したときに必要とマニュアルに記載されています(50ページ)。日本での使いはじめは後者になりますが、それに加えてアメリカ仕様の表示設定を日本用に変更するためにも必要です。具体的には緯度経度の表示方法、時刻、測地系、マイルからメートル法への変更などです。
では次から具体的な方法です。
なお、ここに掲げた初期設定の方法はやはり中澤さんとSAKURAさんのページにもありますので、不安ならそちらも見てくださいね。
(2)利用国の設定(50-51ページ)
電源投入時にプライマリーページのうち衛星の画面が出ます。このとき屋内などで衛星を補足できなければ、初期設定を促す画面(CHOOSE INIT)が出ます。
ここでは使用する国を教えて測位をやりやすくします。METHODのなかから、1.COUNTRYを選択して右下のENTERキーを押しましょう。国名のリストがアルファベット順に出てくるのでスクロールしてJapanを選択します。
なお、この画面は初期設定の有無にかかわらず、衛星を補足できない場所でGPSを操作しているときにも表示されますが、そのときは「2:AUTOLOCATE」か「3:NO RE-INIT」を選択すればこの画面は消えます。
この状態でも使えますが、表記がマイルのままだったり、時刻がグリニッジ時刻のままなので日本で使うように設定を直します。あ、少なくとも測地系は設定しないと・・。
(3)時差の設定(42ページ)
・プライマリーページの中のメインメニューのページを表示します。
・一番下のSETUP MENUを選択(ENTER)。
・一番上のSYSTEMを選択(ENTER)。
・中程にあるOFFSETに「+09:00」を設定。数字の設定は矢印キーを上下して選択します。同じ画面のHOURSで12/24時間表記の選択、LIGHTでバックライトの点灯時間の設定ができます。デフォルトは15秒で、30秒、60秒、常時と指定できます。バックライトの点灯方法がわからなかったんですが、電源キーを短く押すとセットされ画面が変わるたびにつきます(押しすぎると電源OFF操作になりますので・・)。バックライトのセットの有無は衛星の画面の左下にランプのアイコンが出ているかどうかです。
(4)緯度経度表示の設定(44ページ)
・(3)と同じくSETUP MENUからNAVIGATIONを選択(ENTER)。
・POSITION FRMTの下の時刻の表示形式を反転させてENTERで入力可能状態になります。そのうえで「hddd.mm'ss.s」を選択。これも選択する項目は矢印キーを上下させて表示し、該当のものが表示されたらENTERキーです。(5)測地系の設定(44ページ)
・(4)と同じ画面にあるMAP DATUMの下の測地系の表示を反転させてENTERで入力可能状態になります。そしたら「Tokyo」を選択します。これも矢印キーでスクロールして選択します。
(6)単位の設定(45ページ)
・(4)(5)と同じ画面にある、UNITSの右を反転させたらENTERで入力可能状態にして、「Metric」を選択すると、表記がメートル法になります。
これでとりあえず必要な設定が終わりました。
さあ、GPSを持って外へ行こう!