1.1 手入れ
1.1.2 トランスミッターベルトの扱い
使用後は毎回、中性洗剤と水で洗い、真水ですすぎ、しっかり乾燥させてください。
乾燥した場所に保管してください。濡れたまま保管しないでください。湿気は電極を濡らし、それがトランスミッターをアクティブにし、その結果バッテリーの寿命が短くなります。
トランスミッターを無理に曲げたり、伸ばしたりすると電極を傷めます。
1.2 防水
スントX6HRとトランスミッターベルトはISO 2281をクリアしています。これはX6HRは100m/330feet、トランスミッターベルトは20m/66feetの防水性能があることを示しますが、これはダイビングの深さではなく水圧テストをクリアしたということです。
従ってX6HRを100m/330feetで、トランスミッターベルトを20m/66feetまでダイビングできるわけではありません。
雨、シャワー、水泳その他通常の水の影響は受けませんが、状況に関係なく水が付いた状態でのボタン操作は想定してないので避けてください。
注意!X6HRおよびトランスミッターベルトをダイビングで使用しないでください。
1.4 バッテリー交換
スントX6HRは3Vのリチウム電池(CR2032)を使います。想定寿命はTime/Weatherモードで12ヶ月です。
バッテリーの残りが5-15%になるとローバッテリー警告を表示します。警告が出たらバッテリーを交換してください。しかし、低温下では十分な容量があっても警告が出ることがあります。もし10℃(50°F)以上で警告が表示される場合は交換してください。
注意!バックライト、高度計、コンパス、心拍計の使用頻度が高いとバッテリーの寿命が短くなります。
バッテリー交換は、内部に水を入れるようなことをしない限りユーザが交換できます。交換には標準のバッテリー交換キット(新バッテリー、バッテリーふた、Oリングを同梱)を使ってください。
注意!バッテリー交換時には必ずバッテリーふたとOリングを交換し、古いものを使用しないでください。
注意!バッテリー交換は自己責任でお願いします。スント社はオフィシャルスントサービスによる交換を推奨いたします。
バッテリー交換方法
1.スントX6HRの背面のバッテリー部のカバーの溝にコインを入れてください。
2.オープン位置のマークまでコインを反時計回り(左回り)に回してください。
3.バッテリー部のカバーとOリングをはずし、捨ててください。すべての表面を清潔、
乾燥してください。
4.古いバッテリーを注意してはずしてください。
5.新しいバッテリーをバッテリー部に、金属部分を下に、プラス極を上にして入れてください。
6.Oリングを正しい位置にセットし、バッテリー部のふたを戻し、クローズ位置まで時計周りに回してください。コインで回す際にバッテリー部カバーを押さないでください。
注意!バッテリー交換はスントX6HRの防水性能の確保のため、細心の注意を払って行ってください。不注意な交換は保証の対象外となります。
注意!スント製品はリチウムセル電池を使用しています。火災や爆発の危険防止のため、分解、圧迫、貫通、短絡、充電や火中または水中への投棄はおやめください。
1.5 トランスミッターベルトのバッテリー交換
トランスミッターベルトは3Vのリチウムセル電池、CR2032を使用しています。
トランスミッターベルトのバッテリーの想定寿命は常温で300時間です
トランスミッターベルトが稼動しているのに、スントX6HRが信号を受信できない場合は、バッテリ交換が必要と考えられます。2.4.1で述べるとおり、他の要因も正しい信号を妨害します。
バッテリー交換方法
1.トランスミッターベルトの背面のバッテリー部のふたの溝にコインを入れます。
2.オープンポジションのマークまでコインを反時計回りに回します。少し余計に回すと開きやすくなります。
3.バッテリー部のカバーとOリングをはずし、捨ててください。すべての表面を清潔、
乾燥してください。
4.古いバッテリーを注意してはずしてください。
5.新しいバッテリーをバッテリー部に、金属部分を下に、プラス極を上にして入れてください。
6.Oリングを正しい位置にセットし、バッテリー部のふたを戻し、クローズ位置まで時計周りに回してください。
注意!トランスミッターを清潔性と防水性の維持のため、バッテリーカバーとOリングも同時に交換してください。カバーの交換はバッテリーの交換と同時にしてください。
注意!トランスミッターベルトとリストップコンピュータ本体のバッテリーカバーには互換性はありません。