4.2 気圧計の校正(キャリブレーション)

 気圧計の校正は工場出荷のためのものである。
この操作は時計の高度、気圧関係の様々な機能に大きな影響があるので、まちがってこのモードに入ってしまった時は、MODEボタンを押して、メインモードに戻ることを強く推奨する。

 このモードの時はField 1に[SNR](Sensorの意味)と表示される。
 ・+ボタン、−ボタンで気圧の数値を調整しないこと。
 ・このモードで許される操作は[MODE]ボタンでメインモードに抜けるか、[Select]ボタンで前述の[UNI]設定(表示単位の設定)に戻ることである。

 万一、この操作を行ってエラーとなった場合には製品サポートへ連絡されたい。

*このモード時に気圧値を[DEF]という文字が表示されるまでスクロールし、[MODE]ボタンを押せば初期の気圧値で設定されるようだ(日本語版マニュアルによる)。

4.3 製品のケア

 *ごく普通の時計と同様な注意が喚起されています・・・。

 ・衝撃、長時間の直射日光を避け、清潔で乾燥した室温環境で保管してください
 ・ガソリン、アルコールなどに漬けないこと(*ふつうはしないと思うが・・・
 ・電池交換以外で蓋を開けるな、分解するな・・・。

4.4 電池交換

CR2430。某量販店で210円・この時計は、CR 2430 というリチウム電池を使う。*大型電気店に売っています
 電池の想定寿命は12から18か月くらい。


赤い矢印  ・電池容量が残り5〜15%になると時々、バッテリー警告表示が出る。
*MODEインジゲータの上、Field 2の下。この表示、数時間すると消えてしまい、また数時間で表示される
 ただし非常に低温下では誤表示することがある。10℃以上の環境で表示された場合は交換の必要がある。(バックライトの使用、高度計、コンパスの使用は電池を喰う)

電池交換の方法
Openの位置
  1. 時計を裏返す・・・。
  2. バッテリーカバーのコインスロットにコインをさす
  3. ケースのopenポジションまでコインを回す(写真参照)*初めてはずす時などはなかなか回らない。10円硬貨以上の大きめのコインでしっかり回すこと
  4. 蓋をとる。*ほこりが詰まってとれないときは時計用ドライバなどでごみをとってから起こすようにするとカンタンに取れる
  5. 古い電池を取り出す。防水用のOリングの確認をする。*ぼくが交換した時は2回とも蓋の周りについていました
  6. 古い電池を取り出したあと30秒以上置いてから、新しい電池を入れる(−を下、+が上)
  7. 蓋をしめる
  8. コインをコインスロットに入れて
  9. ケースのCLOSEポジションまでコインを回して閉める
(注意)電池交換は防水性能の維持のため注意して行うこと。
    電池交換を行ったあとは毎回、磁気センサーの校正(キャリブレーション)を行う必要がある。
もう少し、丁寧な写真付きの解説を
ブログにアップしました。
 


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