SUUNTO VECTOR　ログブックモード

高度計モードで[Select]ボタンを３回押すとこのサブモードになる。
このモードでは５つの表示があり、最初の表示を７秒行い、２～５番目の表示は４秒間隔に行われる。

最初の表示
・Field 1:年
・Field 2:[LO](Log Book)＋現在のログブックの番号が点滅
・Field 3:特定のログブックの月日。その左端に[LOG BOOK]の表示
[－]ボタンで過去のログブックをスクロールバックできる。[＋]ボタンで現在のログブックまでスクロールアップできる。

２番目は表示中のログブックの垂直上昇に関する情報である。
・Field 1:イベント中の平均上昇率
・Field 2:垂直上昇の合計
・Filed 3:[ASC]と[LOGBOOK]の表示

３番目は表示中のログブックの垂直下降に関する情報である。
・Field 1:イベント中の平均下降率
・Field 2:垂直下降の合計
・Field 3:[DSC]と[LOGBOOK]の表示

４番目は表示中のログブックのラップ（上昇と下降のトータル）の情報
・Field 2:上昇と下降のトータルの数値
・Field 3:[LAP]と[LOGBOOK]の表示

（注意）ラップは150ft(50m)以上の上昇または下降の記録

５番目は表示中のログブックの記録時間を表示
・Field 2:ログのトータル時間
・Field 3:[DUR]と[LOGBOOK]の表示

（注意）ログブックは事前に設定した間隔で記録されるが、一定の時間になるとタイムアウトで破棄されたことをユーザに通知する。ログブックのインターバル設定についてはこちらを参照のこと。

6.4.1 ログブックの開始と終了

高度計のメインモードか高度差計測サブモード中に[＋]ボタンを押すと、ビープ音が鳴り、[LOGBOOK]の文字がField 3で点滅して記録開始を示す。

（注意）VectorとX-Landerでは（＊ということは他の機種は違うのかも）、現在記録中のログブックのデータを見ることはできない。データは記録フェーズが終了した後にしか見ることができないが、過去のログブックはいつでも見ることができる。

記録を辞めるには[＋]ボタンを２回押す。するとビープ音がして、[LOGBOOK]の文字がField 3から消えて記録が停止したことがわかる。

（注意）予定外にログブックが開始したり停止したりするのを防ぐため、VectorやX-Landerでは高度計モード以外にしておくのがよい。ログブックは別のモードになっていても稼働し続ける。

　（モデルAltimaxでは[＋]ボタンを２秒以内に２回押すとスタートし、さらに２秒以内に２回押すと停止する）

Altimax,Vector,X-Landerではログブックは自己消去されユーザがクリアすることはできない。

Fast Cumulative Button：＊この機能はAltimaxのみのため省略

6.4.2 ログブック履歴モード