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6.カシミールで表示する

 お出かけはいかがでしたか?

 今日のこの思い出を忘れないうちに(間違ってトラックログを消してしまわないうちに・・)カシミールに保存してしまいましょう。

 (1)ケーブルの接続

  ・GPS12とPCとの接続は専用ケーブルを使います。まんいち購入し忘れたときはFGPSで叫ぶと救いの手がさしのべられるかもしれません。

  ・GPS12裏面下部のラバーカバーをはずしてコネクタを接続します。
   コネクタの側面に切れこみがあるので、これをGPS本体の突起に合わせて接続します。

  ・PC側はCOMポートです。

 (2)カシミールの準備

  ・カシミールを起動します。カシミールのHELPにも記載されていますが、整理のために、メニューのメニューの[ファイル(F)]-[新規作成(N)]^[GPSファイル(G)]を選択し、新規にGPSファイルを作成しましょう。

  ・[通信(G)]-[GPSからダウンロード]をクリックします。サブメニューは[すべて]でも[トラックデータ(T)]でもよいでしょうが、[すべて]を選択するとウェイポイントが多数登録されているとそれらすべてがダウンロードされます。余計なものをダウンロードしても登録するかどうかカシミール側で決められます。

  ・「GPSとの通信」ダイヤログが開きます。通信するCOMポートの番号を指定してください。

  ・同じダイヤログに「GPS受信機の通信モードをGARMIN/GARMINにしてください」とあるので(3)のようにします。

 (3)GPS12側の準備

  ・「メインメニュー」ページから「SETUP MENU」を選択し、さらに「INTERFACE」を選択します。

  ・ENTERキーを押すと「GARMIN/GARMIN HOST WAITING...」という画面になります。GPS側はこれで準備OKです。

 (4)ダウンロード

・カシミールに戻り「GPSとの通信」ダイヤログの[開始]ボタンをクリックします。

  ・通信が始まるとGPSの画面にダウンロード状況が表示されます。ダウンロードが終了したらGPSの電源は終了してかまいません。ただ、トラックログの消去はうまくいったことが確認できてからにしようね。

 (5)カシミールでの表示

  ・調整はあとでゆっくりやるとしてとりあえず[カシミールで保存]を選択しましょう。地図を移動して表示されているかどうかみてみましょう。うまく表示されていないときは右下の「GPSトラック/ルート」「GPSウェイポイント」アイコンの表示を確認してみてください。

  ・うまく表示されたらまずは[ファイル(F)]-[名前を変えて保存(A)]でGPSファイルを保存しましょう。 

  ・地図上に表示されたGPSデータにマウスを近づけてみましょう。「TRACK OBJECT」というようなアイコンが表示されたでしょうか。そしたらその場で右クリックします。ポップアップメニューから[トラック]を選択し、サブメニューから[GPS再生]をクリックします。
   [GPSの記録再生]ダイヤログがでますので、再生速度を適当に設定して[開始]ボタンをクリックしてください。カシバードが起動しプレビューを表示しながらトラックデータを再生します。最後まで終われば自動停止し、途中で止めたいときはメニューの[通信]から[GPSナビゲーションの停止]を選択してください。

 これから先はGPSではなくてカシミールの話しですので、このあたりでおわりにします。

 カシミールを利用したウェイポイントのGPSへのアップロードについてはこちら をご覧ください。

 カシミールのカシバードで表示例はこちら をごらんください。

 参考までに京王相模原線に乗ったときのトラックログを編集したもの(トンネルを出てから橋本まで)をカシミールを使用して表示したものを下記に表示します。画像はアルプス社のプロアトラス98を使ってbitmap地図にしたものです。

 線路沿いの赤い線がトラックデータ、ピンクのマチ針はカシミールが作成したルートデータです。画像サイズを小さくしたので汚くてすいません。

京王相模原線多摩境〜橋本


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