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ホームトレード比較(12/23、25日改訂)

 いまだにどこの口座にも1銭も入金していないが(^^;、ホームトレード口座をいくつか開設したのでその感想を。なお、一般的な評価は少し古いがここ を参照してください。

 

今川三澤屋証券

(現 リテラクレア証券 http://www.retela.co.jp/)
  システムは大和証券にまるごとアウトソーシングしている、というかより正確なIT用語では ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)として大和証券を使っている、という感じ。
  メールでの質疑の応答が早い。申し込みや変更届けを出したときなど受領メールが必ず来るので安心感がある。
  情報は少ない。
  リアルタイム株価表示には年間1854円かかる。
  外国株(北米)はすべての銘柄が取引できるが、オンラインではなく取り次ぎである。しかも最低金額5000ドル以上で100株単位という制限がある。外国株が使えるというのにつられて開設するとがっかりする。
  手数料はかなり安い。
  ミニ株の扱いがある。

  ・・・てな感じで少額投資家かつ国内株かつ初心者向き。
 

DLJダイレクトSFG

  WEB画面はよく考えられている。画面の操作性がよいと無関係なのになぜかシステムへの信頼感が高まるのは私だけだろうか・・。自分専用の画面が持てるように改善するらしい。
  手数料は安い。ただし外国株は1取引20ドル(2000年1月末まで)
  各種情報は2000年3月まで完全無料、その後は選択制で有料になる。
  外国株はNYSE,NASDAQのうちあらかじめ指定された100銘柄のみ。NY時間の9:30-11:30くらいまではほぼリアルタイムで取引ができるようだ。
  現物の株券の入庫ができない(保管振替のみ)。
  DLJ版ザウルスを通信料込み3980円/月で貸し出しする(3年間)。iモードでも対応している。
  投信銘柄は26。ふつうクラス。
  海外でのオンライントレードをDLJでやる人にはよいかもしれない。
 

野村証券

  電子証明書のインストールが必要であるが、証明書は他のPCにエキスポートできるのでモバイル環境でも使えるが、会社の他人のPCでというわけにはいかない。
  手数料は間違いなく国内最高の高さ
  情報は多い。現在は無料。2000年4月から有料。
  現物保護預かりも有料。保管振替機構での保管に同意すれば半額(年1500円+税)。
  転換社債も扱えるが今時買う人はばくちでしょうね。
  US-MMFが使える。
  マニュアルは5ミリくらいの立派なものがあるのでまず困ることはない。初心者でも迷うことはない。CD-ROMも付いている(もっとも中身はブラウザだけ・・)。
  さすがにオールマイティであるが外国株はなし。
  投信は100くらい扱っていて銘柄数ではE-TRADE JAPANと同じくらい豊富
 

DATEK Online

  アメリカのオンライン証券会社。
  オンラインで口座開設登録後に書類が送付される。最低口座開設残高は2000ドルであるが預かり金にも3%程度の金利が付く(海外はそれがふつうです)。
  口座開設が簡単。手数料が安い。1回9.99ドル
  当然ながら外国株には制限がないのでマイクロソフトの高値の株も118ドル(12/24)で1株買えます。
  この証券会社は「ゴミ投資家のためのインターネット株式投資入門」で紹介されここに口座開設の方法も載っている。
  ログインしてから見られる各種情報は日本のオンライン証券とは雲泥の差がある。これは証券会社のシステムのせいもあるが日本とアメリカでの情報公開の量の違いのような気がする。上記3社でなんとか対抗できる量があるのは野村証券であるが、情報の質の違いは差を感じる。


 オンライントレードをとりあえず初めてみたい、という方は上記の中では今川三澤屋を勧めます。でも口座開設時に書く書類が一番少ないのはDATEKです。オンラインで申し込んだ内容がそのまま印刷されて紙で送付されるのでサインといくつかのチェックのみです。外国株の場合、日本では単位株のせいでとても買えない優良企業の株をNY市場で1株から買えるということもできるのが不思議(会社により最低株数に違いがある)。

最近読んだ本(12/11)

 ネタはないわけでもないが、とりあえずさらにこの3週間ほどで読んだ本

 最近は海外株式投資関係ばかり読んでいる。
 アメリカ株で儲けようというよりも今までの社会観(ということばがあるかどうかはわからないが、自分にとっての世間の常識の認知の仕方、というようなイメージ)を変えるものである。
401K時代を迎えるにあたりのほほんとした考えを改めねばいけないと感じる。
 各種のEトレードサービスの開始や株式の売買委託手数料の自由化によって市井の書店 でもこの種の本が多いがここで掲げた書籍は中身のない「HOWTOもの」とは一線を画す。

海外投資を楽しむ会「ゴミ投資家のためのインターネット株式投資入門」主婦の友社
  株も財務諸表も知らない超初心者が相当のレベルに達することができる。
荒井拓也「1000ドルから本気でやるアメリカ株式投資」NTT出版
  上記よりは少し固めであるが上記の書籍と前後して読みたい。
・荒井拓也「1000ドルからアメリカ株式投資(徹底編)」NTT出版
  銘柄別の解説、というとつまらならそうであるが、実は面白い。
・海外投資を楽しむ会「ゴミ投資家のための税金のいらない銀行」主婦の友社
・海外投資を楽しむ会「ゴミ投資家のための税金天国入門」主婦の友社
 海外投資を楽しむ会のこのシリーズはかなりの数がありみんな面白そうなので残りも全部読もうとしている。

・ピーター・リンチ「株で勝つ」ダイヤモンド社
・ピーター・リンチ「株式投資の法則」ダイヤモンド社
ピーター・リンチの本はあと「すばらしき株式投資」があるが「株で勝つ」がもっともオーソドックスでこれ1冊でよいと思う。「すばらしき〜」は部分的に読んだ。巻末に基本的な銘柄選びの方法と財務諸表の見方が書かれている。
・ビアーズタウン・レディース投資クラブ「ビアーズタウンのおばあちゃんたちの株式投資大作戦」 日本経済新聞社
 実は運用成績は9%だったらしい、とのコメントが上記荒井拓也氏の本にあったが、いわゆる 日本的なチャート分析(テクニカル分析)とはまったく違う本質的な手法を時系列に記録している。株や財務諸表の知識がなくても思考方法が理解できる。

 ここまでが読んでいい本。

・竹内秀夫「転換社債超投資法」同友館:読まなくてよい。
・黒田ひかり「外国投資信託がわかる本」すばる舎:読んではいけない本ではないが、すでに情報が古い。外国投信やEトレードをはじめ一覧性がよい本としては雑誌であるが、「お金が増える常識BOOK」リクルート 480円で十分。
・佐藤新一郎「プロの逆張り投資法」同友館:読んではいけない
以上、読まなくていい本でした。

上記とは全く関係ない本
・乙武洋匡「五体不満足」講談社:昨年のベストセラー。図書館にあったので今日(12/11)借りてきて読んだ。なるほどベストセラーになる本だ。「バリアフリー」の考え方は身体的ではないものの障害児を抱える者としても考えさせられる。


最近読んだ本(11/21)

 ずっと更新していなくてさらにネタがないのでこの1ヶ月ほどに読んだ(見ただけ?)本を列挙しておく。図書館で借りてすでに返却した本も多いので題名など曖昧なものが多い・・。

 私の場合、仕事を含めた生活の多忙度と読書量が正比例する。多忙になれば時間がないわけで読書量が減少するのが通常であるが、私の場合は逆になることが多い。たいていこういう時期は内外に不満を持つようになるのでそれを忘れるためか、自己実現の場を読書に求めるかのように読書量が増える。はっきりいって睡眠時間は減少するが、これをやらないとたぶん「切れる」。この1ヶ月は法律と証券関連を中心に読んだ。

<法律関係>

・伊藤真「司法試験合格塾」:司法試験界のカリスマ、伊藤塾の伊藤先生 の司法試験の合格法本。東大法学部現役入学、3年在学時に司法試験合格という秀才のいうことをそのまま鵜呑みにしてはいけないが、示唆されることは多い。
・伊藤先生の本は他に「憲法入門」「民法入門」「刑法入門」「試験対策講座 商法1」(最後の本は商法総則以下は会社法を読んでからにしたいので読んでいない)
井藤公量 「P&C方式司法試験 突破術」:非常にまっとうな方法論で学ぶべき点が多い。
・柴田「司法試験 機械的合格法」:この方も東大、現役合格組。まともな方法論であるが所詮は秀才仕様のような気がする。
・菅原貴与志「司法試験への招待」:ANAのサラリーマンの方。土曜日のみ勉強するだけ。さすがに社会人の本だけあって説得力がある。最近、会社法の本を出した。
弥永真生 「リーガルマインド 手形法・小切手法」まだ途中。商法の基本を知らないと読めない。実務に関わる記述も多いので司法試験対策本よりは面白い。ただ注が細かくて閉口する。P&Cの井藤先生はあまり推奨していなかったが・・・。
・池田真朗「スタートライン債権法」:大学の講義のイメージを作りながら民法総則を知らなくても初歩から読めるようになっている。教養書としてもおすすめ。

<証券>

・仁科剛平「「ナスダック」その実力と正体」:個人投資家入門向けのNASDAQNASDAQ-JAPAN(当然もうリンク先はありません。2003/8記) の解説本。外国株(もちろんNYSEでなくてNASDAQ銘柄)投資を検討している人向き。
・霧生広「ナスダック・ジャパン 孫正義の証券革命」上記の本と違い、ソフトバンクと孫さんの成功物語の印象。少しほめすぎの感もあるがNASDAQ-JAPANについては上記の本より少し詳しい。
吉本佳夫 「金融工学の悪魔」:ブラック・ショールズの微分方程式を使わないデリバティブの解説本。非常にわかりやすい(でも中身はもう忘れた・・)。スワップ、オプション初心者に。
・釜江広志「証券分析の基礎」:流しただけ。証券論の専門課程あるいは証券アナリスト向け。数学はけっこう使われているが、まあ読めるかな。二項過程モデルが詳しい。
・浜田和幸「ヘッジファンド 世紀末の妖怪」:文春新書。ゴシップ好きなら読んでも面白いかも。理論なしで誤りも多いようだ(上記「金融工学の悪魔」の中で批判されている)。最後の1章はばからしくて読まなかった。当然こういう本は借りて読む本であり、買わない。
・テクニカルラボ「実践ホームトレード入門」、株式投資研究会「やさしくわかる株式入門」:みただけ・・・。yahoo finance の方が役に立つだろうけど本も見たいと思うわけで。


CD-R無料配布中(8/28)

 以前にこちらで紹介したAriesさん のCD-Rの無料配布が始まりました。

 なかなかすばらしいCDです。実は私のムービーもちょっと入れてもらったんで、私の作品が全体のレベルを下げていますが(^^;、必見です。

 入手方法はAriesさんにメールするだけです。すべて無料です。
 内容については上記サイトでも紹介されていますが、ここでは私の感想を先に記載させていただきます。MacでもWinでも見られます。

 全般にBGMの選定がよいです。

1.丹沢の惨状1,2
 1の方がFYAMAPのCD-ROM 2に収録されていましたがMacでしか見ることができませんでした。今回はその続編の2も含めてWinでも見られます。
 Ariesさんの自然への思いがストレートに伝わってくる作品です。
 特に最初の方は短いですがBGMとともに印象的です。
 2の方は時代の進歩を感じます。
 いずれにしても貴重な映像だと思います。

2.ムービー総集編
 これもFYAMAP CD-ROM 2に収録されていました。
 氏の最初のムービーから収録されており、時代の差が判っておもしろいです。山が銀色なのがカシミールなどと比べたときのAriesさんのソフトの特徴です。

3.新作ムービー:
 いくつか収録された作品のなかでは「屋久島」がよかったです。
 屋久島は行ったこともないですがテレビではよく目にすることがあります。鬱蒼とした雰囲気がよく出ていると思いました。
 「徳之島」は、この島って、泉茂千代さんの島だよなあ、と思いながら拝見しました。
 樹木のマッピングがすごい。あの木の本数を見ればレンダリングに1週間かかったのがうなずけます。

4.The Old days
 Ariesさんの幼少から学生時代までの写真集です。被写体にもなっているようです。
 実は一番おもしろかったりして・・・。
 古きよき時代の小樽の運河の写真は貴重ですね。

5.プロジェクトX:
おもわず「リング」の呪いのビデオかと思いました!

で、私の方はというと50MBの領域をもらい、ここに6件のムービーを入れました。ムービーのサウンドトラックにBGMを入れることができなかったんで、音がブチっと切れてしまいますが・・・。

タイトルは八ヶ岳、日光、相模湾、中央高速、霧が峰ビーナスライン、利尻島です。 いずれもカシミールによるムービーですが、最初の3つは衛星画像をマッピングしました。 最後の2つはすでにこちら(リンク先はありません。2003/8)で公開しているものと基本的には同じです(BGMを入れた)。


利尻よ礼文(8/13)

 まったく個人的なメモです。
 ずううーーーと、探していた利尻、礼文の歌の歌詞がわかりました。
 メール友達がわざわざ礼文の町役場にFAXしてもらったものです。

「島を愛する」

一 山高くして夢があり
  山高くして 唄があるー
  ここ、さい果ての利尻よ礼文
  君をたずねて 姫沼悲し
  われら、島を愛して旅を行く

ニ 桃岩たどる君の手に
  エーデルワイス 花ひらくー
  ここ、さい果ての利尻よ礼文
  花にくちづけ 峰ふりあおぎ
  われら、島を愛してうたう唄

三 岬に今日も鳥が啼き
  しぶきに嘆く トドの島ー
  ここ、さい果ての利尻よ礼文 
  なにを語るか あのから松よ
  われら、島を愛して北を行く

礼文島のページ

以下は25年前の記憶で作ったこの歌のメロディ。 なんかJASRACから文句でそうだけど、アップしてしまいます。
(メロディがあまりに奇妙な場合はお使いのPCのオーディオプロパティのMIDI再生指定を変更してみてください)
(99/8版)

(2003/8/28追記 この記事がきっかけで「島を愛する」の自主制作CDをいただきました。詳細はこちら
(03/9版)


可愛いメーラー花盛り(8/1)

 7才の娘が、隣のDOS/V機でインターネット接続して、中身のないメールを発信しまくっている。
 8匹のペットを送信して、iMacで受信してまたDOS/V機に送り返す遊びが一巡するまでの約15分、ルータはずっと接続されている。
 私と家内は、この遊びに気が付くと、空いているマシンで自らのメールチェックを済ます・・。

 娘が電話代をつぎ込んで遊んでいるのは、そう、PostPetです。
 SONYが開発しインターネットプロバイダSO-NETを中心に広がっているこのメーラーはピンクのくまや猫、ロボットなどのPetが相手にメールを送信する。受信者も同じソフトを使用していれば、送ったペットがメーラ上に現れる。受信した人がペットに餌をやったりして元の送信者に戻してやると、ペットは「秘密日記」を勝手に書いて、相手先でどんな扱いをしてもらったかを報告してくれる。
 インターネット版「たまごっち」と理解してもらえば大きな間違いはない。
 おなかもすかすし、なかなか主人のいうことを守らなかったりする。
 もっとも、このソフトを起動していなければさわがないけど・・・。

 多くのソフト会社は販売するソフトのインストールを1台のPCにしか認めない。ましてや同じソフトを他人にコピーして渡すことなどは当然認めないし、そのために数々のプロテクトをかけているところも珍しくない。
 ところが、PostPetはこれを認めている。正確にいうと1つのパッケージには2つのCD-ROMが入っており、1枚を自分のPCへ、もう1枚を友達に渡すように送付用の封筒まで入っている。もちろんiMacなど女性に人気のありそうなPCにはバージョンが少し古いものの製品版が無償バンドルされている。

   こうして増殖してきたからにはこのメーラー用のフリーソフトやシェアウェアも出てくる。娘が8匹のPETを1つのソフトで使い分けているのもこの類である。
 おかげで家内は娘のためにフリーのメールアドレスを多数取得したし、SO-NETにはこの手の情報も多い。フリーのメールアドレスのうち何割かはポストペットのために使われているのだろう。

 我が家にはもう1つこのたぐいのメールソフトがある。
 ハローキティのハッピーメールである。
 これは1台のPCで複数ユーザが使えることと、インターネット接続しなくても複数ユーザ間で伝言のように使えるのが特徴。可愛い画像付きのHTMLメールを簡単につくれるが、HTMLメールを受信できるメーラーでないともちろん可愛い画像はみられない。 ツウには評判のよくないOutlook Expressなんかはもちろんhtml対応しているので相性がよい。
 うちでも当初は家内との伝言板に使っていたが、娘がすぐに環境を壊すのであきらめた。

 メーラーといえばEudoraという時代は終わりつつあるようだ。

 ファッションなどの流行は女性が作り、最近は女子高生が作るともいわれているが、
コの業界もそろそろそういう時代になりつつあるのかもしれない。

 でも、メールアドレスを「メアド」って略すのはやめようね。
 それと「HP」はやっぱりヒューレット・パッカードなんですよね。

 
動き始めたモバイルコンピューティング(7/17)

   動き始めたモバイルコンピューティングといって、コの業界の話ではなくて、ぼく自身の話である。

 中古のLet'sNote CF-S21J8である。発売は98年の7月でWin98モデル、1年落ちである。
 主要スペックと使っているソフトは以下のとおり

CPUMMX200MHz
メモリ96MB
HDD3.2GB
CD-ROM別売り ATAPI 20倍速
ディスプレイSVGA(800*600) 10.4"TFT 26万色
ポインティングディバイス光学式トラックボール
インターフェースプリンター、RS232C、PS/2、RGB、IrDA、USBほか
バッテリ5時間(省電力モード)
大きさB5 255*192*32.6mm
重さ1.45kg
主なソフト カシミール
MapBrothers
ProAtlas98首都圏(410MB)
数値地図の一部(100MB)
・Office97、ATOK12
・研究社英和・和英辞書(275MB)と読み出しソフトDDWin32
・フリーの翻訳ソフト バビロン(10MB)
・OutLook98(Expressでない方)
・MSIE4.01(IE5よりは安定している)
・娘用ソフト(KidPix3J/ランドセル)
・NortonUtilitiesVer4/VirusBuster98
・MP3再生ソフト、画像閲覧ソフト、レタッチソフト

 ハードディスクの容量とCPU速度が最近のマシンからは見劣りするのはやむを得ない。
 ハードディスクは通常のOAで使う分には全く問題ないが、ぼくのようにアウトドアユースを想定して地図ソフトをまるごと入れたりするとけっこうつらい。地図ソフトはCD-ROMまるまる1枚の容量があるのだ。
 CPU速度も通常のOAでは全く問題ない。これもカシミールなどのリアルタイム3Dソフトを使うとちょっとつらい。
 
 購入当初はメインマシンもMMX200(Win95)だったのでノートンのベンチマークを比較してみたが、これが意外と違う。VRAMの差による画面表示速度やHDDのスピード、キャッシュやそもそものマザーボードのチップセットの性能の違いなどが影響しているようだ。そういうわけでノートPCの総合能力はどうしてもデスクトップPCに劣る。
 というような不満がないわけでもないが、非常に快適である。
 なんといっても光学式トラックボールの操作性のよさは驚くべきで、マウスよりも数段いいし、アキュポイントとかタッチパネルなんていうのはもう使う気にならない・・。

 モバイルでの使用は主はメール受信。もっぱら遊びというか個人メールの受信である。
 アクセスはDDI PHSを使っている。データ通信カードも中古で入手したので(単純なモデムカードは安くなったけど、携帯やPHS用のデータ通信カードってまだ万の位ですから)PIAFSに対応していないがそれでも32K通信ができるので、インターネットのWEBを見てもそれほどストレスはない。
 メーラーはWin98付録Expressでない方のOutlook98を使っている。1回の通信で複数のプロバイダから受信するため。モバイルでの操作性は意外によいのだが、独自形式で保存するのでメインマシンへのインポートとかが面倒。そのためインポートはせずにメールはサーバーに残したままにしている。どうせ自宅で全部受信して削除するんだ。

 モバイル完成記念に知人から車用の電源をいただいたので車に乗っても100V電源が使える。
 なんといってもバッテリーの駆動時間が長いのがありがたい。省電力モードで5時間。このモード(いろいろ設定できる)になるとCPU速度を最高1/4まで落とすので起動が遅かったり、3Dソフトはいらいらするがメール受信だとかの通常利用では 全くストレスは感じない。バッテリ切れまで連続して使ったことはないが、まあ実体として4,5時間いけそうだという感じで、仕事で持ちあるく程度ならまずACアダプタは持ち歩かない。
 ポートリプリケータ(ドッキングステーション)なしで周辺機器が接続できるのもよい。外付けのFDもCDもほとんど使わないので軽いまま持ち出せる。(通常はソフトのインストールはLAN経由で別のマシンのCD-ROMドライブで行っている。)

 地図ソフトを1つ入れてHDDは残り1.2GBになってしまった。HDDの交換をして6.4GB程度にしたいなあ。HDDの実勢価格は25千円くらいのようだ。食指が伸びて困っている・・。

 先日ACアダプタが効かなくなったので修理したら翌日メインボード交換して直った。すばやい対応に驚く。東芝とはえらい違い。
 そういえば、メインマシンで使っていたAGPビデオが壊れたみたいで、昔のボードに戻した。
 


久しぶりにムービー(6/27)

 久しぶりにCGによるムービーを作りました。といってもこのWEBではありません。CD-Rにして配布します。
 配布してくれるのはFYAMAPのCD-ROM発売で中心になっていただいたMacのCGの達人、
Ariesさんです。
 このCD-RはすべてAriesさんの負担で無料配布してもらえます。私はその一部に作品をちゃっかり掲載してもらうという小判鮫作戦です。ムービーはどうしてもサイズが大きくなるのでwebでは公開しにくいです。まあ、StarWarsくらいになると20MBあってもみなさんダウンロードするでしょうが・・・。
 そんなわけでAriesさんのご厚意に甘えて、50MBの領域をいただき、いくつかのムービーを作りました。
 それでも画面サイズは480*320ですが・・・。


6台めのPC(6/12)

 メインマシン(MMX200)がハード異常でどうにも起動するのが大変なんで昨日、通算6台め、自作マシンでは3台目のマシンを作りました。もっとも初代の98マルチと今回放棄したメインマシンが動いていないので実質稼動マシンは以下の4台。

  1. メインマシン。今回自作。K6/2/400。NT4SP4
  2. サブマシン。自作。K6/2/300。Win98/VineLinux
  3. ノートPC。先月中古に購入。LetsNote CF-S21J8。MMX200。 Win98。
  4. iMac。先月購入。家内用。G3 333MHz。MacOS8.5
てなかんじです。

今回のマシンのスペックは以下のとおり。11日に八王子のムラウチ電気で衝動買いしたものです。アキバで買えばもう少し安くもう少し選択肢があったんでしょうが、車のことなんかを考えると自宅から30分のここは便利なんで。

ケース Justy ATX524P 台湾デルタ社の250W電源を積んでいるというだけで買ったミドルタワー。ケースの開閉等はかなり楽。5インチベイの幅が少し広すぎる。13,800円
マザーボード EpoX EP-51MVP3G-M AMDフォーラムで評判がよかった。レイアウトがよい。ジャンパ設定が1ピンでいい。日本語サポートがある。13,500円
CPU AMD K6-2 400MHz BOX品 保証書とクーリングファン付属。11,500円。
メモリ SD-RAM 128MB  グリーングラス 100MHz対応。13,800円
HDD 6.4GB IDE 前のマシンからの流用です。2GB/4GBでNTFSで使っています。8.4GB以上のHDDは面倒なんで。
SCSI まだです 前のマシンにAdaptec AHA2940UWJが入っているのでこれを流用する予定。
ビデオカード Millenium G200 16MB AGP対応のVRAM(SDRAM)16MBですが、NT4で使うのはもったいないのでそのうちサブマシンのWin98 で使おうかな。13,800円
OS WinNT4WS SP4 ついSP4を充ててしまいました。なんかいまいちですねえ。やっぱり。SP4を充ててもY2Kはクリアできないので仕方なくIE5も入れてしまった。なんか4.01SP1の方がいいみたい。
その他 ディスプレイ、キーボードは流用。マウスもロジクールのインテリマウスのバルクを買いましたがまだそのままです。これもWin98で使おうかな。CD-ROM/FDDは無難にMITSUMI、CD-ROMは5,780円でしたがそれでも40倍・・。あと余計なケーブルを少しで〆て税込み83,370円でした。
最初ATX電源が切れませんでした。SP4のせいでNT4の電源断がうまくいかないというのもありますがこちらはHALで対応できるでしょう。ものは落としました。がケースの方は違うみたい。要するにケースのメインスイッチを切ってもファンはまわりHDDへの給電が継続しているのです。切るには電源ケーブルを抜くしかない。これってマニュアルにもそのようなことが書いてあるんですが、本当かいな。サブマシンもATXだけどそんなことないぞ。

 てなことやっていましたが、HALを変えたら自動電源OFFするようになりました。

 SP4はいろいろあります・・・。SP3では問題なかった16BIT版のソフトはもちろん、NT4対応をうたった子供用ソフトもときどき静かになります・・・、でしばらくすると生き返るとか・・。今日(6/26追記)は初めてメモりエラーのブルースクリーンで落ちてしまった・・。

 まだいろいろありそう。


ダイニングにiMac(5/18)

 このフラットディスプレイ時代に安っぽいまるいディスプレイをスケルトンカラーで可愛らしく見せて何やってんだろ、テレビのCFに出てくるおじさんが言っていることも意味不明だね。なのに売れているという。なんか不思議なパソコン・・・・。

 これがiMacの第一印象。

 ぼくの部屋には2台のWinマシンがある。
 娘と私と家内の3人がこの順位で長時間利用している。
 それに加えてぼくの部屋はどうもほこりっぽいらしく(自分でもそう思う)、ぼくよりも数段アレルギーがひどい家内はぼくの部屋のパソコンを使うのは嫌いなようだ、というか「いやだ」とはっきりいっておる・・・。
 そういうわけでリビングで物置にしか使っていないダイニングテーブルにノートPCでも買ってそれを使おうか、という話が持ち上がった。
 ぼくも
GPSを買った ので、ノートPCがあると車で出かけるのに便利なので大いに乗り気になり新品、中古を探していた・・・。とはいえノートPCは安くなったとはいえ最低20万円するし、機種選びは難航。Winのデスクトップでも新しく作るかというような話もしていた。

 そんなある日(なんて書くとドラマのようだがたいしたことはない・・・)、会社に家内からメールがきた。


 さーっと雑誌を見る限り、居間に置くならiMACが一番良さそうだ。
理由は、居間の机の上にでんと置くとして


むむ、短時間でけっこう調べていやがるじゃあねえか。なんか車の購入のときと一緒だ。
さらに、

問題点はいろいろとあるが
ということで、あとは実物を見てみて、画面がきれいか、
重さはどのくらいあるのか、丸いマウスが使いにくくないか、
騒音が気にならないか、は確かめる必要がある。
むむ、わが妻ながら冷静な分析である。反論しづらい・・・。
このままではノートPCがどっかへいってしまう・・。

さらに、


デスクトップは、配線ケーブルがじゃまだしほこりがたまるので掃除がめんどくさく、裏から見ると見苦しい。これは堪え難い。

別にMACを好んで選んだわけじゃないが居間の机に置く条件として頑丈そうで、配線ケーブルがない、ほこりがたまりにくく掃除が楽、というのをみたすWINDOWS機がみあたらないのだ。


なあるほど。主婦はそういう論理でパソコンを選ぶか!、という感じではあるが、これはそのまま家内のわたしの部屋への不満でもある。すなわち「ケーブルが沢山、掃除がしにくい」ということなわけだ。

 で、改めてパンフレットを見ると4月にリニューアルされたCPUはPowerPCG3は333MHz、Pentium3の500MHzよりも1.4倍速い!、標準搭載メモリは少ないが100Mbps対応のネットワークカードも搭載されておりHDDも6GBある。ビデオRAMも6MBある。なんだ、けっこうまともじゃあないか・・・。ということで購入しました。

別のメールで 


自分に使いやすいようにパソコンを設定する楽しみまでお願いだから奪わないでおくれ。
といわれてしまったんで、当分遊ばしてもらえない・・・。

 まあそれはともかく、こういう売り方に反応する購入者層が出てきてことは興味深い。NECもむさい男のCFからみぽりんにしてから売り上げが伸びているとか。


P.S で、どさくさまぎれでノートPCも中古で購入しました。こちらについては次回に。


ヴィッツってそんなにいいかあ?(3/27)

 今月、また車を代えました。買えました、が正しいかも。
 発端は自閉症の娘の通学担当の家内が2ドアのミラージュでは乗り降りが面倒ということだった。心障学級に通う児童はその半数が距離の問題で車通学しているが、自らの行動パターンの変更を嫌う娘は後部座席に乗るのも大変なのだ(いきなりサイドブレーキをひかれたりしないために助手席に乗せることは絶対にない)。
 そういうわけで昨年秋くらいから家内は、「ベストカー」とか「月刊自家用車」なんかの雑誌を買いあさり、新規格の軽自動車を中心に乗り換えを検討していた。今では私なんぞより実によく車の評価を知っているし、自閉症の娘の親らしく?車の仕様(長さや幅や回転半径とか燃費とかの数字ね)をよく覚えているわ、もちろん価格も。
 当初は家内が乗っているミラージュを売って軽を買おうとしたのだが、あまりにも下取りが安く、軽でも持ち出しが100万円以上かかってしまいとても買えそうにない。
 そうそう、私が乗っているカペラは4ドアでオートマなんで、というか家内にも運転できるようにそのようにしたのだが、結局、きちんとドライビングポジションが取れないようで、家内からは却下されてしまったのだ。
 で、まだ1年たっていないカペラならそこそこで下取りが可能だろうということで最終的にカペラを売ってトヨタのマルチパーパスカースパシオのVセレクションという一番安い奴を買った。すでに13日に納車になっている。

 というわけで昨年秋からいくつかの車を試乗したのだが・・・。
 なかなか家内のお眼鏡にかなう車は出てこなかった。
 まずはポジションの問題がある。
 これは普通の体格の人にはわからないし、私でも判らなかったのだが、相当小柄な女性の場合、今の車で乗れる車がかなり少ないようだ。いや乗っている人もいるのだろうが、かなり無理してあるいはそういうもんだと思って乗っているのかもしれない。
 小柄な女性の場合、前が見えないのでまずシートをあげる必要があるが、この機能がない車もある。しかし単純にあげると足がハンドルにぶつかる。だからハンドルにはチルト機構が必要。で、あげればいいかというとあげた結果、ブレーキに足が届かなくなる車がある。これを防ぐにはシートの上下操作がシートの前後の高さ調整(脚と尻)ができる必要がある。ここまでできる車がなかなかないのだ。
 ちょっとしたスポーツカーならシートをバケットに交換するというオプションがあとでとれるが、今の自動車はシートの大きさやシートの機能はメーカーが1つに固定していて、オプションがないのだ。シートの柄とか色なんてこだわらなくていいからこのあたりを少し考えてほしいなあ。ぼくも以前、所在のプリメーラに乗ったときに椅子の大きさは感じましたね(足、短いんで(^_^;)

 で、本日の題名の「ヴィッツ」であるが、あれってどういうレベルの方(車の経験)が買うんでしょうか。雑誌なんかではけっこうほめてあるけど、「うるさくて、非力」で全然乗れません・・。 ヴィッツ試乗したあと、ミラージュに乗ったら異常に速く感じた。
 「でもリッターカーと1300比べちゃおかしくない」というなかれ。値段は同じなんだもん。
 それは軽自動車にもいえて、もっともまともだったスバルのプレオもCVTエンジンでもうるさかったし、所詮軽ですな。1300から乗り換えようという気にはならなかった。
 もちろん維持費の違いとかはあるかもしれないけど。軽はともかくリッターカーと1300ではほとんど差はないし・・。実際、ヴィッツは値引きがほとんどない、せいぜい5万円くらいでまともなFDパッケージで本体115万円。スパシオは本体134万円だが値引きは23万円で111万円なのだ。(ちなみに下取り価格はヴィッツのネッツ店とスパシオのカローラ店ともほぼ同じ)。ヴィッツでよかったのはセンターメーターの奥行き感でしょうか。
 あとは後方視界もそれほどよくないし、左後ろの視界の悪さは初心者向けではないと感じた。家内のドライビングポジションチェックはOKでしたが・・。
 ミニバンタイプを強力に拒否していた家内がスパシオに傾いたのはVセレクションの安さ(本体134万円)とドライビングポジションが取れることももちろん大きいが後方や左後ろの視界が非常にいいのね。家内はミラージュをバックで2回ぶつけているし・・・。
 もともとこの車を見に行ったのは家内が「徳大寺がいい車だと行っているから試乗してこい」との指令による。たしかに走りが安定しているというか、出足がよいし、低速でのトルク感は2リッターのカペラよりもあり、コーナーでもロールしないし、それでいてロードノイズが少なく、どの点をとってもカペラより上であった。カペラが勝てそうなのは4WDであることぐらいか・・。納車後に乗った高速でも安定していたし、風が強くても流されそうな感じは受けないし。

 ちょっと困ったのはカーナビのディスプレイの取り付け位置ね。これは最近の車に共通だけど、助手席エアバックのせいで助手席前はだめ、センターコンソール上はメーカー標準のカーナビ、オーディオ置き場でしょ。仕方なくセンターコンソール下に取り付けた。運転しながら見るのが大変になるけどかえって今までのようにチラチラ見ながら走らないから安全かも。

 ああ、ヴィッツの悪口?を書いたけど、とりあえず買い換え検討にあがったから上の部類ね。ヴィッツも。ここに公開するにはひどすぎる車もあった・・・。


驚異のメカニズム?(2/15)

 どうなっているのか不思議でならない。
 あなたは自分が生まれた日の曜日を知っていますか?
 両親や配偶者、子供など身近な人の今年の誕生日が何曜日かわかりますか?
 あるいは西暦5324年の9月12日は何曜日か判りますか?
 以上の質問に全部自信を持って回答できる人は間違いなく「自閉症」です。

   自閉症の娘は小学1年である。足し算、引き算は基本的なところはわかるもののまだ手がないと難しいというレベルだ。が、上記の質問にはすべて即答できてしまう・・。
 特に西暦1年から9999年までのあらゆる日の曜日が即答できる。
 実は西暦1万年以上も答えられるのであるが、それが正しいかどうかを検証する方法がないのだ。
 カレンダー好きの娘のためにPCには1年から9999年までを表示できるカレンダーソフトを入れてある。娘はこれを1日2時間ぐらい見ている。また、最近200年が14のカレンダーパターンのどれにあたるのかを記載した手帳がある。(1年の曜日の展開パターンは1月1日の曜日の7パターンと閏年かどうかで合計14のパターンがある)。これも娘の「愛読書」である。娘は上記のソフトで適当な年を表示すると「1992年と同じ」などとつぶやいているので14のパターンは覚えているようだ。4年に一度の閏年はもちろん、100年はだめで400年はOKの閏年も認識しているようだ。が、足し算もろくにできない娘がわり算を暗算しているはずもなく、なぜ娘が瞬時(せいぜい1秒以内)に曜日が判るのかが判らない・・。

 自閉症関係の本を読むとどうも数字、特にカレンダーに対する記憶方法が常人とは違うようだとは書いてあるが、解明されているわけではないようだ。その本でのインタビューでは「見える」という。何年といわれた瞬間にその年のカレンダーが見えるようだ。娘もそうなっているのだろう。
 そんなことよりも、平均的な小学1年生としてもっと覚えてほしいことはたくさんあるんだけど・・。


やっぱりWindows98か(1/24)

 先日、サブマシンの起動HDDがお亡くなりになった
 原因は不明だが、電源スイッチがいまいちでoff/onを繰り返していたのでそのせいかもしれない。サブマシンは起動HDDが2GBのFAT16、データ用が6GBでうち4GBをFAT32でWin98用、残り2GBをLinux用にしている。
 6GBの方は無事なのと起動HDDのMBR(Master Boot Record,ここにWin98かLinuxのどちらを起動するのかを選択できるLILO, LInux Loaderが入っている)は無事なんでLinuxは起動できる。

 起動用HDDを交換してWin98を再インストールすればいいのだがデータHDDの方にバックアップしたいデータがけっこうある。起動HDDの方にもいくつかはバックアップしておきたい。
 FDでWin98を起動して壊れたHDDを覗くとデータのかなりの部分は救済できそうなんで、データHDDにコピーした。

 で、6GBのIDEのHDDを買ってきた。これを起動HDDと入れ替えてWin98を再インストールすることにした。

 HDDの入れ替えそのものはわずかの作業で終わり、BIOSでの認識も問題ない。そのままFDでWin98を起動し、FDISKとFORMATをした。パーテションは起動用に2GBとデータ用に4GB、いずれもFAT32にした。

 さて、次はWin98の再インストールだ。
 起動用FDは最初のWin98インストール時に作成したもの
 こいつでWin98を起動したあと「setup」とすればCD-ROMが認識され、あとは簡単にインストールされる。・・・はずだった。
 が、SETUPを実行し、スキャンディスクが終了すると「実行には48XXXXバイトのメモリが必要です」とのメッセージとともにSETUPは終了してしまう。コンベンショナルメモリ不足だ。

 

ばっかじゃなかろうか。
 

 この起動ディスクではWin98の起動はできるがインストールができないのだ・・・。
 仕方がないのでメインマシンの方にあるCDROMドライバをFDに入れてCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATを修正した。

 起動FDと比較して見よう。

  起動FD
実際にはメニュー形式のためもっと長い
自作
CONFIG.SYS device=himem.sys /testmem:off
device=oakcdrom.sys /D:mscd001
device=btdosm.sys
device=flashpt.sys
device=btcdrom.sys /D:mscd001
device=aspi2dos.sys
device=aspi8dos.sys
device=aspi4dos.sys
device=aspi8u2.sys
device=aspicd.sys /D:mscd001
files=10
buffers=10
dos=high,umb
stacks=9,256
DEVICEHigh=BILING.SYS
DEVICEHigh=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICEHigh=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICEHigh=JKEYB.SYS
devicehigh=ramdrive.sys /E 2048
lastdrive=z
files=10
buffers=10
dos=high,umb
stacks=9,256
DEVICEHigh=BILING.SYS
DEVICEHigh=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICEHigh=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICEHigh=JKEYB.SYS
devicehigh=himem.sys /testmem:off
DEVICE=EMM386.EXE
lastdrivehigh=H
devicehigh=sjcdapi.sys /d:mscd000
AUTOEXEC.BAT @ECHO OFF
set EXPAND=YES
SET DIRCMD=/O:N
set LglDrv=27 * 26 Z 25 Y 24 X 23 W 22 V 21 U 20 T 19 S 18 R 17 Q 16 P 15
set LglDrv=%LglDrv% O 14 N 13 M 12 L 11 K 10 J 9 I 8 H 7 G 6 F 5 E 4 D 3 C
cls
call setramd.bat %LglDrv%
set temp=c:\
set tmp=c:\
path=%RAMD%:\;a:\;%CDROM%:\
copy command.com %RAMD%:\ > NUL
set comspec=%RAMD%:\command.com
copy extract.exe %RAMD%:\ > NUL
copy readme.txt %RAMD%:\ > NUL
loadhigh mscdex.exe /d:mscd000 /l:F

 DOSの知識がある方ならわかるとおり、私のはひとえに「DOS上でCD-ROMをサポートする」ことしかしていない。
起動FDはRAMディスクを作りそこに様々なツールを入れたりしている。が、たぶんメモリ不足になったのはCD-ROMドライバの違いだと思う。CONFIGのいくつかのASPIXX.SYSというのがそうだ。それと起動ディスクが再インストールのみを目的としたものではなくちょっとおかしいときに使うことも想定していろいろなツールを入れているのも原因だろう。
 起動FDではMEMコマンドが使えなかったのでどの程度のメモリ不足だったかは不明で、またマシン環境によって違いが出るのかもしれないが、いずれにしてもCD-ROMサポートで再インストールできなかったのは事実。 

 まあ、そんなこんなで再インストールはその準備に時間がかかってしまった。
 無事インストールし、確保したかったデータをCD-Rに焼いて使っている。このあとはデータ用の6GBのHDDをメインマシンに持っていって、メインマシンから1GBぐらいのHDDをサブに持ってきてこれにLinuxを入れようかと思っている。

 が、実はサブマシン。順調ではない
 Win98の電力制御がおかしいのか、終了時にいきなり電源が落ちる。このため次の起動時にはスキャンディスクがたいてい走る。
 Win98のひとつの目玉は電源制御をソフトでやることだったようだが・・・。この原因はまだよくわからない。コントロールパネルでシステムをみるとパワーマネジメントが!印だったのでいったん削除したが、これを生き返えらせる方法がわからない。で、今は電源が落ちない・・・
 というわけで「やっぱりWindows98」だなあ、という感じである。

  ナンバーディスプレイ(1/20)

 1/19にナンバーディスプレイにしました。

 いろいろありましたが今はちゃんと動いているみたいです。

 このために電話機とTAを買い換えました

 電話機はシャープ最新機種CJ8M-Sという子機1台付きの電話機。定価31,000円、買値19,500円。従来はFAX付きだったのですが、家内がパソコン通信を始めたのでFAXの使用頻度が下がったので常時接続していなくてもいい、ということで電話のみにしました。
 当初はFAX付きで検討していたのですがFAX付きよりも単体の電話機の方がナンバーディスプレイでできることが多いのでこちらにしました。
 ナンバーディスプレイにした主な理由は故意かどうかは不明ですがよくある無言電話、出ると切れる電話対策がメイン、次にしつこいセールス。あとはなんといっても出る前に相手がわかる。

 で、こういうのは新しい方が機能が豊富だろう、ということで最新機種にしました。
 あらかじめ番号を登録しておけば呼び出し音と交互に名前を言ってくれます。子機でも言ってくれます。

リーン、むらかみ、はるきさんです、りーん、むらかみ、はるきさんです

てな感じです。
もちろん、
りーん、パパのPHSです、リーン、パパのPHSです、

なんていうのもできます。名前の呼び方はいくつかのイントネーションが選択できますし、会社名などは「さん」を抜くこともできます。
 非通知の場合には呼び出し音は鳴らずに「番号を通知してかけなおしてください」というメッセージが相手に流れます。もっともこのときはTAまできているのでTAが電話機に信号を送って電話機がまた信号を返すのでTAがかしゃかしゃいっていますので電話がかかっているらしいというのはわかります。

 そのほか、かかってきた相手の番号を見てから「居留守」「お断り」にすることもできますし、留守録で用件を言わないで切った人の番号も残りますので、かなり便利に使えそうです。

 しかしまあ、ここまでくるのはちょっと大変でした。

 まずTA。
 最初はお金をかけるのもどうかなと思い、今までのTAのファームをアップしてナンバーリクエストだけにしようかと考えていました。
 ナンバーリスクエストはナンバーディスプレイに追加で申し込むサービスで月200円で非通知の人にNTTの局側で「かけなおしてください」というメッセージを流すものです。
 従来のTA、NEC AtermIT55DSUはナンバーディスプレイ対応ではないですが、ナンバーリクエストの操作(NTTに対してサービス開始終了の操作が必要)手順のプロトコルを最新ファームで対応しています。(この情報はNIFTYのFISDN(ISDNフォーラム)で得た
 が、家内といろいろ話しをした結果、FAXの有無も含めてどうせならということで上記のような対応になったわけです。

 で、TAはMN128miniにしました。
 もともと価格はリーズナブルなんですがこれをソフマップで17,800円で買いました。

 選択の理由はS/T点がついていること。
 現在MN128Rをルータとして使っているのでこれはそのまま使いたい。
 ルータ、DSU、アナログポート付きの全面買い換えだとMN128SOHO-SL10あたりになり4万円以上かかりますので・・・。
 もちろんルータ抜きの従来のTAのみで後継としてNECのAtermシリーズも間違いないでしょうが、MN128miniと比べると価格が割りと高いのとS/T点がオプションになるのでこれを入れるとさらに4千円ぐらいアップしてしまいます。

 それとなんといっても、ニフティのFISDNT(ISDNターミナルアダプタフォーラム)の発言でシャープ機への対応が書いてあったことが心強かった。
 TA経由でアナログのナンバーディスプレイ対応電話を接続する場合、うまく表示できるかどうかは多少相性があるようです。
 で、MN128miniの場合、サポートデスクの電話がちゃんとつながるのと面倒を見てくれて、最初はだめだったのがつながったという報告があったからです。正確にいうとその発言は「つながらない」で終わっていたので、発言者にメールしたところ、たまたまその日の解決したということでFISDNTへの書き込みとメールの返事をいただき、NTT-TE東京の対応がよかった、という内容があったのです。  

 今回も実は19日にNTTの設定が終了したのですが、会社で読んだ家内からのメールには 「変化なし」とのこと。さっそくNTT-TE東京のサポートに電話してみました。
 ちょっと無愛想なお兄ちゃんが対応にでまして、設定に間違いはないか、と聞かれ、ちゃんとやったというと、コマンドを言ってみろと言われた。手元に機器がなかったんですが、前日設定したばかりでコマンドを覚えていたので、「受話器をとって、#1で設定、32のアナログポートが2でナンバーディスプレイの5番で最後に#」と言ったところ信用してくれて、「あとはまれに相性があるので以下のやり方で調整してみてください。よろしくお願いします」と丁寧に教えてくれました。

 帰宅して教えられたコマンドで調整し、レベルをアップしてもだめだったので下げてみたら無事表示するようになり、実家に電話してもらってテストを終了しました。

 さて、MN128miniですが、本当に小さいです。

 内蔵ボードがDSU一体なのでDSU機能を切り離して2台目のTAとかには使えませんが、最近は30万台突破キャンペーン終了後もこのパッケージで別売り3,500円のバッテリボックス付きで上記の価格です。バッテリは単3電池10本なんでAtermの5本より持ちそうです。あと、ACアダプタも小さいです。たばこの箱の2/3ぐらいです。

 電話を受信したときの内部の動作音がちょっとうるさいですが、お買い得品ですね。


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