4-3.カシミール3Dでログを修正する

・記録開始位置や終了位置を間違え、自宅などの個人情報がログに記載されてしまい、このままではルートラボにアップできない、同じ日に時間を置いて走り、操作を間違えて1つのログになってしまった、などの場合、ログを修正する必要があります。

・GRMIN ConnectやTraining Centerにはこのような機能はないようです。

・このようなログ分割、ログのポイントごとの修正・削除は山岳展望ソフト「カシミール3D」を使うのが良いです。標高データを使用せず、平面図だけなら「スタータキット」をダウンロードして国土地理院のサイトに接続すればすぐに地図が見られます。標高データも必要であれば「基盤地図情報プラグイン」を使用してデータを加工する作業が必要ですが、いずれも無料です。
 詳しくは上記カシミール3Dのサイトをご覧ください。

 始めにGARMIN Training CenterでEdge500からログを読み込み、ログをカシミール3Dで読めるgpx形式に変換してからカシミール3Dで読み込みます。

GARMIN Training CenterでGPX形式に変換する

GARMIN Training Centerを起動し、Edge500からアクティビティを読み込みエクスポートを選択します

保存ダイヤログが出るので形式がgpxになっていることを確認して適当なフォルダに保存します。
カシミール3DでGPXファイルを修正する

次に、カシミール3Dを起動し、「ファイル」メニューのファイルから「開く」-「GPSデータを開く」でGPXファイルを指定すると地図上にログが表示されます。(カシミール3DはTCXは読めません)

「編集」メニューから「GPSデータ編集」を選択し、

トラックをクリックして対象のトラックを選択すると

GPSデータ編集画面になります。下段にGPSのポイントが表示されるので不要箇所を選択して削除します。だいたいの場所を知るには上の高度表示のアイコン(左端の自転車)をドラッグすると地図が移動し、対象地点付近に移動できます。

デフォルトは上段に高度表示です

速度アイコンをクリックすれば速度表示になります

削除したら「上書保存」します。これで地図上の表示が更新されます。

GPSファイルそのものを更新するには上のFDアイコンをクリックして

ファイル形式をGPXにして保存します。このファイルはGARMIN Traning Center やルートラボにアップできますし、次に記載する「轍-wadachi」でももちろん使えます。

 なおカシミール3Dではトンネルなどで複数に分割されてしまったログをGPSエディタ画面で接続することができます。

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