やっと夏らしい季節になったが、なったはなったで昼間は暑いので、夕方の電車を探していたら、富士山回遊号がE257の500番台で来るようだ。少し前までは見慣れていたE257も、中央線のあずさ、かいじがすべてE353に移行してしまったので、懐かしい。しかも500番台は実は１回しか撮影したことがない。
　というわけで17:25八王子発ののぼりの富士山回遊号を見に行くことにしたが、前回、ここに来た時にすぐに通過してしまった、130年記念ラッピング電車はどんな運用をしているのかと調べたところ、17時過ぎに上りでやってくることがわかった。ラッピングは8月末までなのでこちらのほうが貴重ということで、今回のテーマはこちらになった。

　天気の状態は15時前後から雷の注意報が出ていて、奥多摩の方には夕立かかなりの雨が降っているのが気になるが、夕立にあっても多摩サイなら疲労凍死はしなさそう（カメラが死ぬかも）なので出かけてみる。

　多摩川橋梁には常連さんが3名ほどいた。そのうちおひとりはカメラを構えているのを見たことがないが・・。

　E353が上下1本通過したあとで、橋の向こうから最近新しくなったヘッドマークをつけて、ラッピングというか209系っぽく塗装したE233がやってきた。
　アルミ地ではなくて全面塗装した通勤型をここで見るのは、タイムスリップしたような気持ちになる。

　そのあとで205系の大宮行の快速むさしの号を見た後で、コンビニ休憩。コンビニはいつもはファミマなのだが、新奥多摩街道の横断歩道のむこうに2月にセブンイレブンができたので、こちらに行く。
　セブンイレブンは7月の最初に例の7PAYのシステムの失敗のあとで、客を逃がさないために、PAYPAYと組んで20%還元をやっているので、なるべくセブンでPAYPAYで払うようにしているのです・・・。せこい。
　この間、ほんのわずかだが雨が落ちてきたが、雨粒はそれきりで大丈夫だった。
　コンビニから戻り、上りのE353を見送ったあとで、当初は本日のメインだった富士山回遊号E257がやってきた。貫通幌むき出しの正面は昔の気動車を思い出し、黄色が混ざった塗装がなんとなく工事車両のようでもあり、列車としてのかっこよさは感じないが、中央線での絶滅危惧種ということで・・・。
　常連さんはまだカメラをしまわないでいるので、このあと貨物とかレアなものが来るのかもしれないが、暗くなってきて撮影も限界。お腹もすいたし、帰ることにした。