フロントトリプル化 2009/10/23
禁断!?のフロントトリプル化しました。BBとクランクもSHIMANO TIAGRAになったのでこの写真だけだとTREKとは思えない? 先日の城山で12%の激坂に挫折してから即座に堕落方法の検討に入った・・。 当初はリアの32T化を中心に検討。クロスバイク(TREK 7.3FX)のときはフロント28T、リア32Tが最小。2.1Cではフロント34T、リア26Tだった。MTBのコンポがのるクロスとロードでは目的が違うのでギア比も当然違う。 では、MTBの最小ギア34Tを含め、ギアの組み合わせでギア比がどうなるか? 左の列が前のギア、横の行が後ろギア歯枚数。 今の2.1Cの前輪は34Tなので後ろ26Tでギア比は1.31、後ろ32Tにすると1.06まで下がる。 ちなみにギア比はクランクを1回回すと後ろが何回回るか、ということなので数字が小さいほど楽だけどスピードが出ない、ということ。 一方、クロスの時は前が28Tで後ろが32Tだったので最小で0.88。 ロードで後ろを落とす場合、通常は27Tまでで、これだと1.26となるが、現在の1.31との差はあまりなく、効果は薄い。 で、フロントトリプル化 2.1Cは前が2枚(50T/34T)だが3枚(50/38/30T)にするのがトリプル化。 この場合、後ろは26Tのままで1.15までギア比は下がるが、前を2枚のまま後ろを32Tにする1.06よりはまだ重い。 ロードでは前28Tはないので、トリプル化(30T化)より先は後ろを多くするしかないが、ロードのコンポでは27Tが限界で、32TなどMTBレベルにするにはコンポ全体との互換性の問題が出てくる、というのが販売店の見解(付けられないことはないけどSHIMANOが保証しない)。 そもそもロード購入検討時も本当はトリプルが欲しかったのだがTREKはWSD(女性仕様)しかフロントトリプルの設定がなく、WSDはいかにも女性向けのデザインだし、WSDとでかでかと書いてあったので断念・・。もっとも、2010年モデルのマドン4.7WSDは28万円で色も良く、2009年モデルにあれがあったら買ってしまったかもしれない(2.1Cより10万円も高いけど)。 しかしロードでトリプル化している男はどんだけいるんだろうと思ってネットを見るとクライマーはけっこうやってますね。あの疋田さんもそうだし、乗鞍仕様でアウターをはずしているなんていう人もいる。そういう人は後ろも32Tとか34Tだったり徹底している。ま、ぼくのように貧脚仕様とは別の観点ではありますが、丘陵地帯に住む身なので許容の範囲内と勝手に思い込むことにする。 で、前後ディレーラを入れ替え、クランクも交換となったので標準の170ミリから、短足仕様の165ミリにした。後ろこそ105がTIAGRAになってしまったが、これで前後ブレーキ、前後ディレーラ、クランク、BBまですべてTIAGRA仕様。前後のブレーキは納車時にTIAGRAにしているし、シフターは標準でTIAGRA。チェーンもSRAMからSHIMANOの上位にしたのでフレームとホイール以外はすべてTIAGRA統一。 これで10速にするとかいうと大変な騒ぎになるが、ホイール選択の自由度をのぞけば105にそれほど魅力を感じないので十分かと。 前が3枚になったので前の変速が楽・・・。今まではアウターからインナーへはともかく、インナーからアウターへはよっこらしょ、という感じだったが、クロスのときと同じように楽に変速できる。 激坂はまだ走っていないので効果のほどはわからない。 で、スペックはこんな感じに変わりました。 クランク・BBがSHIMANOのホローテックIIになって以前よりかっこうイイ。 クランクとチェーン以外はヤフオクで売ったので工賃程度はカバーした。 |
||
フロントギアが3枚! 2009/10/23 16:31:57 |
真ん中のギアが目立つか 2009/10/23 16:33:34 |
BBとクランクもTIAGRA。165ミリに 2009/10/23 16:35:47 |
リアもTIAGRA 2009/10/23 16:33:25 |
リアブレーキは最初にTIAGRAに 2009/10/23 16:34:18 |
フロントブレーキも最初にTIAGRAへ交換 2009/10/23 16:34:29 |