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 で、第一印象。
X9 VS VECTOR  ・おお、日本語マニュアルがあるじゃん。

最初のVECTORで英語マニュアルに苦労したので、日本語マニュアルはありがたい。もっとも今は国内正規販売のSUNNTOにはみんな日本語マニュアルがついているが。

 ・大きくない

 デカイ、という意見もあったので正直、どの程度かと思ったが、VECTORと並べてみるとほぼ同じ。周囲のボタンが小さくなっているので、けっこうスタイリッシュだったりする。
X9

 ・液晶画面がちょっと小さい

 これはパンフレットなどでも思ったのだが、楕円形のせいか、VECTORとの比較もあり、やや小さく感じる。もっとも通常の時計モードでは表示している情報がVECTORよりもシンプルなせいか、殺風景にすら思えるので、情報表示エリアとしては十分だろう。

以上が、とりあえず充電して、時計を合わせ、GPS以外の設定、すなわち表示単位、UTCオフセット、コンパスのキャリブレーションを行った時の印象。
 GPSを使わない通常使用で2ヶ月電池は持つ、ということは2ヶ月に1回は充電が必要となる。
 従来、時計なんて1年くらいは電池交換はいらないので、この点が最初は気になるかもしれないけど、携帯電話は毎日充電しているし、少なくとも携帯電話よりは細かいバッテリー残量表示が出ているので、慣れるだろう。

以下、設定をしたあとの第一印象その2

1.ユーザーインターフェースが良い。

 VECTORと比べて、ということになるが、階層式のメニューはわかりやすい。
 VECTORはこのボタンを2回押すとか知らないと設定できなかった。
 まあ、そんなわけでこんなページを作ったんだけど

2.ボタン名の表示が○

 これもVECTORと比べてであるが、液晶のすぐ横にあるので上から見て、ボタン名がすぐにわかる。  VECTORは横にあり、しかもすぐにはげてしまった。

 ボタンの重さは不評のようだがぼくにはこのほうがいい。
 文字盤の大きさの問題もあるが、VECTORの場合、ボタンが軽いので手のひらを上に曲げると右上のボタンが押されてモードが変わってしまうことがよくあった。ストップウォッチなど操作性が問題になる場合もあろうが、たいていは設定なので重いほうが安心感がある。

3.一時的なコンパス表示ができない。

 VECTORは左下のボタンを押すと数十秒間だけコンパス表示になる。ちょっと方角を確かめるときに便利だった。 もっとも水平にあわせている間に元のモードに戻ってしまうが・・・。

4.3Dコンパスは楽

 水平にあわせなくても30度くらいまでの傾斜はカバーしてくれるので方位を読み取るまでの時間が短くて済む。

5.なぜかバッテリー容量表示がひとつ欠ける

 これはRhymeさんのレポートでも指摘があるが、満タンまで充電してもドッキングステーションからはずすと目盛りがひとつ下がってしまう。

 追記:2005/10/31 その後バッテリーは満タン表示されるようになった。ただ、充電途中ではずすとその後もずっと充電中のようなバッテリーメーターの上下の点滅が続くこともある。またGPS使用中でナビやアクティビティモードの時の画面ではバッテリーはかなり減っているのに時刻モードにすると満タンに戻ったり、バッテリーおよびメーターはまだまだ???です。


 

2005/10/31 で、結局、なかなかよくできたガジェットかな、という感じがしています。正確なログを取るのには不向きですが、大まかなルートの案内や町でも使えるGPSとしては十分かなと。


Suunto Trek Managerの使い方(その1)