娘と北杜市明野のひまわりを見て、清里の清泉寮のひまわりを見てきた。

　前日までは山中湖の花の都公園に行く予定だったが、ひまわりはもうほとんど咲いていないようなので目的地を変更。明野はサンフラワーフェス2013が前日の25日で終了していたが、翌日にいきなりひまわりがなくなることはないだろうとクルマを走らせた。

　笹子トンネルを出ると徐々に天気は回復し、北岳こそ雲の中だが、甲斐駒や鳳凰三山、八ヶ岳はよく見える。
　韮崎で高速を降りて広域農道を走ると、やがて周囲が開けサンフラワーフェスの会場に出る。一番手前が昨日までの会場の一部ですぐに黄色い花が見える。甲斐駒や鳳凰をバックのひまわりを初めて見た。
　カメラを抱えたおじさんが２、３人いたが他には誰もいなかった。
　振り返れば富士山もうっすら見える。
南アの北端、守屋山の裾野と八ヶ岳の裾野が交差するあたりにうっすらと北アルプスの穂高が見えた。右に槍ヶ岳が見えるはずだが視認できなかった。

　最初の畑からもう少し走るとメイン会場に到着し、こちらは娘が「マリーゴールドかと思ったよ」という色合いの東北八重という品種が手前に、通常のひまわりがその先に咲いている。手前の畑はすでにコスモス。こちらはメイン会場のそばとあってそれなりに人は居たがどうやっても人が写ってしまうような数ではなかった。

　次に向かうのは前回来たときは火曜日で休館日だった八ヶ岳自然ふれあいセンター。特に何があるわけではないのだが、行くことが習慣になっている。
　途中でコンビニに寄りたかったが、農道とひなびた地方道でまったくコンビニがありそうな気配がない。娘にせかされて、オーナーズデスクを呼び出し、コンビニを検索してもらったところ、清里駅付近まで行かないとない、とのことで、そこにカーナビの立ち寄り地点をセットしてもらった。

　無事、コンビニに寄って、次こそ自然ふれあいセンター。すると到着する寸前にキープ（清泉寮がある実験農場）にひまわり畑があるのを発見したので、あとで寄ることにした。
　自然ふれあいセンターもキープ協会がやっているのだが、今日は伴野重由　水彩画展と水彩絵画教室というのをやっていて水彩画を見てきた。清里付近のスケッチばかりでとてもやさしい画風で、懐かしい臭いがする。ここでの企画展では星野道夫の写真展に次いで記憶に残る展示会で得した気分。

　展示会を駆け足で見て、キープ農場のひまわりを見に行く。正面には茅ガ岳と右上にわずかに富士山が見えるがひまわりもみんなそっちを見ているので茅が岳といっしょにひまわりを写すとみんな向こう向きになってしまう。
　この畑では1列おきにひまわりとコスモスが交互に植えてあってどちらも花が咲いていた。