娘と行きました。最初にふじてんリゾート、次にカチカチ山ロープウェイ、最後に大石公園
　 ふじてんリゾートはリリーパークが有名らしいですが、今年は天候のせいで発育不良で営業中止となってましたが、他の花もあるだろうし、最近見ていない角度で南アルプスが見えそうなので、山でも見に行くつもりで行きました。
　天気はピーカン。中央道に入っていきなり富士山が見えます。夏休みとはいえ平日なのでこのままの速度で行くとリフトが動く時間より30分近く早く到着しそうなのでゆっくり走ります。
　河口湖ICから鳴沢への道は10年以上前、まだ下手ゴルフをしていた頃、よくショートコースに行った道で懐かしい気分がしました。 駐車場に数台の車がいて、うち以外はみんなMTBを積んでました。みんなリフトでMTBととも上まで行ってダウンヒルを楽しむようです。それ以外の一般の観光客はゼロ。受付のお姉さんも暇そうです。 　リフト乗り場のお兄さんから「上にはゆりは咲いていませんがよろしいですか」と念を押されましたが、とりあえず乗ることにしました。全区間で乗っているのは我々2名だけ。
　クワッドリフトは昨年の霧ヶ峰以来で、その霧ヶ峰ではリフトから娘の水筒を落としてしまったことに山頂で飲もうとするまで気が付かず（下りのリフトで見つけてスタッフに拾ってもらいました）、今回は娘に「水筒を落とさないように」とチェックされました。
　山頂リフトは降りてみたら山は八ヶ岳しか見えず、キオン以外に花もなかったんですぐに下りに乗りました。下りのリフトは正面に御坂山塊を眺め林間で日がささないので少し寒かったものののんびりとしてました。 　反対の登りリフトには後ろにMTBを載せた人が何人か登り始めていました。
入口やリフト乗り場付近からは南アがよく見えます。鳳凰三山は中央道からはいつも白根三山の前面に張り付いた前衛峰のようにしか見えないのですが、ここからは離れて見えるので新鮮です。北岳も鳳凰も昔歩いた山なのでやはり行ったことがない山を眺めるよりはうれしいです。
リフト乗り場付近には、ひまわりなどが咲くお花畑があったので、そこを散策してから、かちかち山ロープウェイに向かいました。

　かちかち山ロープウェイまで来るといきなり観光地の富士山になります。けっこう人が多くて、外人も多いです。昨年の初夏に来たときはこんなには混んでいなかったのでちょっと面喰いましたが、ロープウェイは1本待ちですぐに乗れました。
　山頂からは南アルプスの悪沢岳と赤石岳もこの時期の割にはよく見えました。富士山はもちろんよく見えます。ガクアジサイや大輪の紫陽花も少し残っていました。

　ロープウェイを降りて最後に大石公園に行ってみることにしました。ここはラベンダーで有名なようですが、WEBを見たらキバナコスモスが咲いているということで、近くでもあり行ってみることにしました。
　湖を北上し、富士山と対面する湖岸には、湖山亭うぶやなどの老舗旅館が並びこのあたりが首都圏最大の観光地として栄えた頃を彷彿とさせますが、御坂トンネルへの道から左に分かれた道にはオルゴールの森美術館とかメルヘンチックなのか不可思議な施設も多数ありなかなか面白い地域です。大石公園はその少し先にあり、入口に河口湖自然生活館という建物が鎮座します。
　キバナコスモスは期待したほどの規模ではなかったものの、その他にも花はありそれなりの場所でした。富士山との位置関係も良いです。

帰りの高速も順調でカーナビの到着予定時刻を30分前倒しして帰宅しました。