渋滞予測を見ると3日はかなり早くから渋滞しそうなので6時過ぎに家を出て6:20に中央道に乗った。それでも渋滞の名所、元八王子バス停と相模湖ICの手前で2キロ程度渋滞していた。 天気予報では昼過ぎから晴れるとのことで曇天。それでも富士山など遠望が意外と効くのは娘の意見にもかかわらずやはり秋の空のせいだろう。 甲府盆地に入ると霞みがちではあるが、いちおう鳳凰も北岳も見えていた。須玉近くになると甲斐駒も山肌まで見えてくる。八ヶ岳は赤岳など主峰付近が雲の中。 長坂で高速を降りて清春芸術村へ到着したのは8:30ごろ。しかし開館時刻が9時になったようで門が閉まっている。ここはもともと桜の名所なのでモミジやカエデは少ないが、甲斐駒をバックにした建物の風情が良く、しかも中央道のインターチェンジから近いのがいい。このあたりはサントリーの工場がある尾白川渓谷のほうが有名であるが、かなり遠い。 振り返ると奥秩父の盟主・金峰山の山頂が尖って鎮座している。 娘のリクエストで結局野辺山まで行くことになった。芸術村にはもう一度開館してから来るということらしい。 八ヶ岳は東沢大橋の紅葉は終わったようだが、清里へ向かう途中の八ヶ岳大橋は見頃のようだ。もっとも紅葉といってもカラマツが主体なので黄葉である。もみじといえば紅葉と認識している娘はややご不満であり、時々見かける赤い紅葉に歓声をあげている。 野辺山・滝沢牧場付近の気温は11度。風がなく曇っているせいもあり寒くはない。 牛はいつも以上に臭かった・・・。「なんで牛は臭いの?」との質問に答えられなかった・・・。なんでだろう。反芻しているせい? 清泉寮横、娘が一番のお気に入りの八ヶ岳自然ふれあいセンターに立ち寄る。テラスからは茅ガ岳の横にくっきり富士山が姿を見せている。 再び清春芸術村を目指すべく長坂に下る。この道は鳳凰の影に徐々に北岳が隠れていくのが面白い。完全に見えなくなるのは中央道のインターの少し手前だ。 芸術村には数台の車がいたが、あいかわらずのんびりとしたものだ。昇仙峡ではこうはいかないだろうな。 前回訪れた時に白樺美術館の売店で東山魁夷のカレンダーを購入した娘は入館料を支払う窓口を無視してずんずん中へ行こうとするので、受付のお姉さん(こんなに暇なのに二人もいる・・・)に断って売店への入り口を開けてもらったものの、肝心のカレンダーがなかったのでそのまま帰った・・・。 11時過ぎに高速に乗り、快調に走って1時前に帰宅。