HOME|数値地図の標高データと地図画像のデータの一部を重ね合わせる

2011/1/22

カシミール3D 

ウォッちずに標高データを重ねる

 先般、カシミール3Dのウォッちずの地図から標高データが消えてしまったので、重ねようとしたらちょっと悩みました。ので、手順をまとめておきます。ポイントは「標高データの選択」で「参照」ボタンを押さずに「一覧から選択」を押すこと。解説本の標高データを重ねる場合、ここを間違えると沼にはまります。

 なお、標高データをCD-ROMからハードディスクにインストールする方法は省略しています。それぞれの解説本を確認してください。基本的にはカシミール3Dをショートカットからいきなり起動しないこと、スタートメニューから、カシミール3Dを選択し、左の画面の「地図をコピーする」を選択し、それに従います。


カシミール3Dを起動し、「ファイル(F)」-「地図を開く...(L)」を選択

「地図を開く」画面が出るので「標高を重ねたい地図」を選択する。この例では「電子地図10万」

該当の地図が開かれる(インターネットに接続して表示しているので、オフラインでは表示できない)

「編集(E)」-「標高データを重ねる(MATの作成)...(I)」を選択

「ビットマップ地図と標高データの重ね合わせ」の画面が表示されるので、そのまま「次へ」を押す

「標高データの選択」画面が表示される。ハードディスクにインストール済の解説本の標高データを重ねる場合は「一覧から選択」ボタンを押します。(数値地図のCD-ROMを使う場合などは「参照」ボタンで適当なファイルを指定します)

選択可能な地図の一覧が表示される。解説本の標高データは「【解説本】50mメッシュ標高」なのでこれを選択

標高データの画面にファイル名が自動的にセットされる(変更しない)ので、そのまま「次へ」を押す

「出力先の設定」画面になり、出力するMATファイルのファイル名が自動的にセットされる(変更しない)。あとで簡単に開きたい場合は下段の「□このMAT地図をジャンプに登録する(J)」にチェックを入れ「電子10万標高付き」など自分にわかるコメントをいれる。「完了」をクリックでおしまい。

標高データが重なったので地図に陰影が表示されるようになった