▼2003年10月13日 (月)   -- No.[1]

野口健と植村直己の本
 この3連休は紅葉の瑞牆山にでも行こうかと思っていたのだが、毎日のように天気予報は良くない方向になり、昨日(12日)も気合が入らず起きたら5:30ということで家にいた。こういう悶々とした気分の時はなんかすっきりする本を読もうと思って図書館で野口健「百万回のコンチクショー」という本を借りて読んだ。
 アルピニストの本を読むのは何年ぶりか。
 野口さんの本は初めて。
 この本は氏の半生とエベレスト清掃登山、富士山清掃活動あたりまで触れている。
 あとがきを野口の親が書いている。
 こんな有名人のしかも最初ではない本に親の手によるあとがきか、とちょっと意外な気がしたのだが、考えてみれば野口は1973年生まれで今年やっと30になったばかり。しかも現在取り組んでいるのが行政やいろいろな既存勢力と対抗しなければいけない環境問題とあって、父親の懸念もうなずける・・・。
 野口の半生や現在取り組んでいるゴミや環境問題についても大いに同感であったが、個人的には野口が影響を受けた植村直己の「青春を山に賭けて」を読んだときの状況がわかり面白かった。
 植村さんの本は、ぼくはたしか70年代の終わりくらいに山と渓谷社の「山と渓谷」に連載されていた「どんぐり地球を駆ける」を読み非常に感銘を受けて、その後、単行本の「青春を山に賭けて」を読んだような記憶がある。(この頃、山と渓谷のバックナンバーを集めていたので連載していたときに読んだのかバックナンバーで読んだのかはよく覚えていない)
 幸か不幸かぼくは植村さんの本には非常に感銘を受けながらもそれをそのまま実践してしまう力量も思考もなかったが・・・。

 さて、野口さんには今後ともがんばってほしいが下記の公式サイトもそうだけど、イメージ写真が上半身裸でいるのはちょっとぼくの好みに合わないな。

野口健公式サイト こちら
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▼2003年10月13日 (月)   -- No.[2]

樹林の山旅―関東・甲信・南会津の山歩き
 浅野孝一「樹林の山旅―関東・甲信・南会津の山歩き」(実業之日本社)を読んだ。
浅野さんの本はヤマケイから出ている「知的登山のススメ―山を読んで書く楽しみ」
「低山逍遥の真髄―低い山を歩く心と実際」の2冊を読んだことがあるが、表題の
本はこの2冊が実践された味わいのある山の紀行文である。
日本の山の紀行文は尾崎喜八とか串田孫一あたりが有名でまあ、それなりに
いいのではあるが、「樹林の山旅」で浅野さんが言われているようにこのお二人
特に尾崎さんはあまりにも文芸的であり、山ヤが知りたい情報がまったく出てこない。
そういう情報はガイドブックで取るのがおおむね正しいのであるが、紀行文でないと
取れない情報がある。それはその山、そのときの雰囲気や味わい。

もちろん山はその時々の季節や天候、その人の体調、メンバーなどでかなり変わる
わけであるが、天候がどうであれ、山の持つ雰囲気は変わらない。
昭和30年代まではそういう書物がそこそこあったような気がするが
さすがにこの時代と今では山そのものの環境が変わってしまっているので最近の
紀行文がほしい。

昨年春に山梨の帯那山に行ったが、この時の事前知識は中学の頃に読んだガイドブック
。そのガイドブックでは山頂がカヤトで展望がいい、となっていたので期待していったら
周囲は杉林でほとんど展望がなかった。まあこれは事前の調査不足でしかないが
そういう環境の変化で山の雰囲気は変わる。その雰囲気を伝えてくれる書物が少ないなあ
と、思いながら、こういうネットでの書き込みをしているところがちょっと矛盾


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▼2003年10月13日 (月)   -- No.[3]

子連れ狼
TV朝日で6月くらいから「子連れ狼」をやっている。月曜7時から1時間。
小池一夫の原作はコミックでもTVシリーズでも見たことがある。

月曜は休みのことが多いので時々見ている。7時に最初から見ることもあるし、NHKのニュースを
30分見てからのこともある。

初代のTVシリーズは萬屋錦之助がやっていたが、曜日と時間帯はあまり記憶にない。
萬屋錦之助の時代劇シリーズ「破れ傘刀舟」とかは火曜日の9時か10時くらいだった
記憶があるが、同じくらいの時間帯だったんだろうか。
ま、いずれにしても曜日はともかく時間帯はそんな感じであった。

で、今回のシリーズだが月曜の7時。
これは違和感がある。
なにせこの話は暗い。
刺客依頼した人はたいてい死んでしまうし、天気も雨のことが多い。
少なくともゴールデンタイムに放映する雰囲気ではない。
なんでこんな時間帯にやるんだろうか、と、つまらない理由を類推してみたが、
結局この時間しか空いていない、というだけかな、と思った。

8時以降の時間帯をざっと見てみると・・・・。
月曜はこのあと8時からTBSで不動の「水戸黄門」がある。これには勝てないから8時から
時代劇をやるのは無理。9時からはTV朝日の看板番組の「たけしのTVタックル」
10時からは「ニュースステーション(Nステ)」と看板番組が続く。
Nステは月曜から金曜まであるから、選択肢は8時か9時・・・。
曜日ごとにいちいち書くのは面倒なんでやめるけど、要するにその時間帯はそれなりに
力を入れた番組があって、この時間しかない。

もう1度月曜7時のこの時間に戻って他局を見ると日本テレビは子供向け漫画でNHKを
除くと他の局はいまいちのバラエティ番組ばかり・・・。となるとこの時間って意外と
狙い目なのかもしれない・・・。

子連れ狼も暗いが、木枯らし紋次郎はもっと暗かった。あの番組は土曜か日曜の10:30くらい
だったような・・・。




▼2003年10月26日 (日)   -- No.[4]

さよならVAIO-U1 & au GPS携帯
5月にヤフオクで購入したばかりのVAIO-U1と6月に契約したauの携帯電話A5302CAを売却しました。

直接のきっかけは2つ。仕事が変わって毎日モバイルする必要がなくなったのでVAIO-U1が余ってしまったこと、そして一番のきっかけは今月のauの請求額がなんと5万6千円にもなっていたこと!である。
 auの請求がこんな額になったのは、別に出会い系有料サイトをたくさん利用したからではない。
9月に何回か出張があって、そこでインターネット接続をしたからである。
では、どれほどの時間、ネットにつないでいたのかわかりますか?

実は8時間である。
厳密には503分。8時間23分。これがアサヒネットのPPP接続時間の記録である。

ということで基本料等も含めてだが、1時間あたり約6700円、1分で111円というのがauのパケット割引サービス後の価格であった。
なんでこんな価格になるかというとパケット課金だからである。
auはCDMA2000で115kbpsでの接続ができる。だからまあそこそこのスピードでネットを見ることもできる。そこそこのスピードで見られるということは大量のパケットを受信しているということである。まあ、そのあたりはわかっていたものの、では実際にどの程度のパケットの受信があってどの程度の価格になるかまでは予測も計算もしていなかった。

こんな価格では、これから先、山などに出かけてもネットでつなぐのが怖い。ということでauを辞めてしまった。
それに家族があと2台auを持っているし、USBケーブルもそのまま残してあるのでいざとなればauでのネット接続はまだできる・・・。

と思っていたら、auでこんなサービスが開始 こちら 要するに定額制もできるということ・・・。何を今更である。
解約の問い合わせをauにしたときに理由も聞かれたので、高くてやってられないと言ったがそのときはサポートは何も言っていなかったので、サポートも知らなかったのだろう。

仕事が変わって携帯電話を使う頻度も減少したうえに、会社からdocomoのGPS携帯の貸与も受けていたので、あまり使わないauの携帯と2台持つのもうざったいのでauを売った。auの携帯はそこそこの人気機種だったこともあり、購入価格マイナス2千円で売却できた。

さて、VAIO-U1。これは仕事の関係でやむなく購入した。B5ノートでもかばんに入るが他のものが入らなくなってしまう。重さはB5ノートが1.4キロ。毎日持ち歩くにはちと不便。
VAIOは1キロを切るし、かばんの中のスペースを半分しか占有しない。メールを書くにはあのキーボードは小さすぎて苦労したが、読むには不便はない。
ただVAIO(Crusoe5800 867MHz メモリ256MB)は動きは遅い。体感としてはレッツノート(P3-600 Win2k メモリ192MB)のほうが速い。レッツノートはふだんは居間でスタンバイしていてTVを見ながら無線LANでネットを見ているが、こいつにはいまやすっかり搭載機種がなくなり続けているH"INがついている。要するにDDIポケットのPHS内蔵で基本料はなし、接続した時のみ1分20円の料金がかかる。実は、今年の夏に箱根に行った時もauは圏外だったのだがH"INは接続できた・・・。auは携帯だけど以外とビル内には弱くてDDIのPHSサービス範囲内の場合、auがNGでDDIが接続できることは多い。

まあ、そんなわけでモバイル用としてはレッツノートがあるのでVAIOの出番はなくなった。

VAIOを購入したときにリカバリー用に専用のDVD-ROMドライブも購入した。こいつはいかにもSONYらしくiLINK専用ケーブルでしか使えない・・。ACアダプタもないので通常のIEEE1344として使うには1万円以上するACアダプタを別途購入しないといけない。要するにVAIOがなくなると使い道がまったくないのでこれとVAIO本体を抱き合わせでヤフオクに出した。元の購入額とほぼ同額を落札希望額として提示したところ、締め切り1日前に落札希望額で売れた。他のVAIOの出品、落札状況を見てもVAIOというだけでけっこうな高値がつく。PCに少し詳しい人なら積極的にSONYの製品を買うことはないと思うが、ヤフオクを含めて世の中にはPCに少しも詳しくない人が多いのは、今回、幸いではあった。



▼2003年10月26日 (日)   -- No.[5]

ゴローの山靴
8月に行った蓼科山のレポート こちら でも報告したが、新しい登山靴はかなり良い。

この靴は巣鴨の「ゴロー」こちら(オリジナルサイトは、 http://www.goro.co.jp/ )で買ったオーダーである。
オーダーというと贅沢品という感じがあるが、この靴は軽登山靴なのでそれほどの値段はしない。
オーダー料金を含めて、靴(ブーティエル、ゴアテックスブーティ内装、片足670g)が31,000円、中敷が4,000円である。
他に候補にしたのはSIRIOのP.F.620-GTX (28,000円)、LOWA サレック GTX(33,000円)。もっとも3足とも試し履きはしていない。後者の場合、中敷は既製品で2,500円くらいだろう。
総じて同じレベルの軽登山靴と価格差はあまりない。

とにかく、足が中で動くことがほとんどない。下りで勢いがつくとさすがにつま先がぶつかるが、それでも痛いということはない。このくらいの価格で誂えることができるのであればとても満足できる。

ただし、軽登山靴なので制限重量は90キロまで。まあ、太めの体重を入れても90キロを超える重量になるような荷物は担げないが・・・。あと、コバがないので本格的なアイゼンは使えない。これも軽アイゼン以上の冬山に行くことはないので問題ない。
もっと本格的な登山をする人にはそれなりの登山靴が必要である。もちろんゴローではヘビーデューティの靴もある。それらでも3万円から最高でも6万円台でオーダーできる。

いずれにしても納期はそれなりにかかる。ぼくの場合は登山シーズンに入っていたせいもあり1ヶ月弱かかった。

足型を採取したゴローのマスターに「履ける靴があまりないでしょう」といわれたぼくの足であるが、幸いにして登山靴については今までトラブルがなかった。スリムな足をしていた父親から譲ってもらった足首にベロがある(サラシを巻くのだ)古い登山靴、最初に買った当時最高級だったLOWA チベッタ、7月まで13年?履いていたザンバランのテラノバ、いずれもほとんど問題はなかった。

が、マスターのいうとおり、タウンシューズ、ビジネスシューズでは苦労の連続。
今でも人気のあるREGALは底が固くて腰痛を引き起こす。その後履いたハッシュパピーは問題ないのだがそこそこの価格の割にだめになるのも早かった。最近は1万円以下で軟らかめのアシックス商事の靴とかを履いている。しかし軟らかいのですぐに内装がだめになる・・・。

ゴローは山靴よりも安めの値段でタウンシューズもオーダーしているので1足ほしいなあ、と思っているところ。



▼2003年10月30日 (木)   -- No.[6]

プロアトラス航空写真DVD

 以前、ここでオンライン地図サービスのMapFanWebとZm@Pの両方を検討し、「オンライン地図ソフト2種はスタンドアロン地図ソフト2種(プロアトラス2002、Navin'You5)にいずれもまったく勝てない。 というのが今回の結論。」と書いた。

 そんなおり、アルプス社からプロアトラス航空写真DVDが発売された。

プロアトラスの最新版W2に航空写真を収録したもので、航空写真は1万図、5千図相当の地図と切り替えて表示できる。
本体のプロアトラスW2そのものよりは詳細地図の範囲は狭いが、収録範囲が広いし、なんといっても航空写真はひとつの魅力ではある。
 登録ユーザ価格3700円+送料500円、ヨドバシでは4280円+ポイント10%・・・。で、ヨドバシカメラで買いました。

で、感想。
地図ソフトとしてはプロアトラスのよさを引き継いでいると思う。
画面はプロアトラス2002よりは明るくきれいだし、拡大したときの文字もアンチエリアスをかけているのか、2002よりは数段きれいである。

が、付加機能はどうも???である。

まず、ルート検索。これはいわゆるカーナビ機能なのだが、ユーザ登録時に表示されたルートアクセスキーを入れても「利用期限が切れている。更新してください」のようなメッセージがでる。
日曜日に問い合わせフォームで照会をかけているがいまだ返事はこない・・・。

次にデジカメ写真のEXIF情報対応。
これは前作プロアトラスWでいったんなくなった機能である。
デジカメのEXIFに記録された位置情報を読み取り、撮影場所の地図にアイコンやサムネイル画像を表示する。

今回、この機能は復活しているが、動きは2002のそれとはかなり異なる。
以前の機能は写真ビューワとでもいうべきもので元の画像を見られたし、位置情報の撮影方向を含めて詳細に表示された。
 今回は位置情報の位置にアイコンが貼り付くだけで、そこにコメントを埋めることができるが、コメントそのものはEXIFに書いているではなく専用のフォルダに書いている。しかもアイコンをサムネイルからアイコンに変更してしまうと元の写真のサムネイルに戻すことができないようだ(これも質問中)

それと、上の写真・・・。
これは同じ位置の写真をプロアトラス(左)とカシミール3D(右)の両方にドロップしたもの。地図の中央に池があるがその右にプロットされているカシミールの方が正しい位置で、左上にあるW2は間違いである。この距離の差・・・、GPSに詳しい方なら想像したとおり、たぶん測地系の誤りではないかと思う。
 写真はWGS84という世界標準で記録しているがプロアトラスが表示しているのはTOKYO測地系のようだ。
(この差についても照会中)


もともとプロアトラスのEXIF位置情報対応は対応しているGPSがSONYのものだったこともあり、SONYがGPSから撤退し、Navin'Youの開発を停止した昨年あたりから、EXIFについて態度が優柔不断になっている印象がある。それが昨年のプロアトラスWでのEXIF情報対応の廃止、今年のW2での復活と方向性の転換・・・。まさかと思える測地系の認識ミス・・・。

以上、3点の質問項目は回答がきたらアップします。

ま、それはさておき、航空写真はそれなりに面白い。
航空写真といえばカシミール3Dがさきごろ対応した こちら が、元ネタは同じDET(デジタルアーステクノロジー)社である。カシミールで使える航空写真とプロアトラスW2の航空写真は縮尺が全く違うので単純に比較はできないし、双方の収録領域は原則(あくまで)重なっていないので比較もできないが・・・。


▼2003年10月30日 (木)   -- No.[7]

昨今PC事情
 ぼく以外の家族のマシンはP4 2.4Gと1.8G、Celeron2G、Athron950・・・
 ぼくのメインマシンかつ最速マシンがAthron 900。残りはP3 600が2台・・・。

 とはいえ、そんなに不満があるわけではない。カシミール3Dの描画はちと遅いが以前ほど多数画像を作成するわけでもない。DVD動画の圧縮は雑誌に出ている参考タイムの3倍か4倍かかるが、めったにやらない。
 だからあえてマシンを速くする必要はない。
 サブマシンならともかくメインマシンを入替えるのはけっこう面倒だ。
 写真や画像やWEBコンテンツなど独自のデータはサブマシンにもバックアップしているしコピーするだけの話だが、ソフトの再インストールは数が多いので大変。特に開発環境(Delphi)は環境が変わるたびにインストールできないクラスが出てなかなか元に戻らない。
 だからなるべくメインマシンはそのままにしたい。

 と、いいつつマシン入れ替えを検討してます・・・。

 メインマシンをAMD Athron 900MHzに換えたのは2000/12である。(2年前くらいかと思い、異常に日付を記憶力している娘に確認したら2000年12月と言っていたので、マザーボードの箱をひっくり返してみたら2000/12のレシートが出てきた・・・)
 その後、HDDの入替え、増設、DVDドライブの入替えをしたり、何回かのクラッシュ&リカバリーをしたが、マザーボード、CPUは変えていない。
3年もたてばわざわざドッグイヤーを持ち出さなくても昨今のPC事情がわからなくなるはずだ・・・。

 というわけで昨今のPC事情を少し整理してみた・・・。
FSB
・FSB高速化の効果:少し前まではFSBなんて100MHz。が最近は400とか533とか800・・。
ただ、インテルのチップセットのベンチマークをみるとFSB800に対応した875Pとその前のE7205(FSB533)ではマザーボードやBIOSのチューニングで速度が逆転してしまう。インテルの安定指向のボードよりは台湾のボードの方が速い・・・。
 またメモリをDDR333とFSB800を組み合わせてもメモリのクロックが320に落ちてしまうので、FSB800を使うにはDDR400が最低となる。ま、お金持ち向けのものです。
 そもそもFSB高速化は昨年末時点でAthron64の開発が順調と伝えられた頃のインテルの巻き返し策なんであまり当てにしてはいけない。
メモリ
・DDR400:シングルDDR333とデュアルDDR400との差は性能は2割アップで効果は1割くらいだそうである。もちろん今のマシンのSD-RAMとかは論外である。まあ、FSB800にこだわらなければ安い方でいい。ただし、メモリはバルクでもいろいろある。なかにはDRAM上部のコンデンサがなく電圧降下の影響をもろに受けるようなものもある。基盤、DRAMメーカ等を確認するか、ブランド物を買うのが無難なようだ。あと、4層か6層かという違いもある。もちろん6層のほうが一般的には良いが、正当なコストダウンの結果の4層であれば問題ない。ただこの見極めは難しいのでやっぱりある程度保証されたものが良い。
CPU
AMD
・AMDのCPU:型番がよく分からなくなったが・・・。要するに想定したインテルの対抗CPUのクロックを表している。AthronXP 2000+ といえばP4 2Gより速いということだ・・・。ただ、P4 2Gと言ってもFSBに差があるので出た当時のインテルよりということになるのだろうか・・・。
 それでも2000+以下のクラスでは同クロックのCeleronよりは圧倒的に速いようだ。

 AMDは相変わらずSocketAなのでBarton対応マザーを買えば、Bartonを使わないでDuron、Athron、・・・BartonとCPUアップグレードができる。

AMDのチップセット
・KT400とKT400A:A付きはDDR400対応です。

Intelの・・・
・Socket478:が今のインテルのCeleron,Pentiumのソケットであるが・・。478版CPUが速いわけではなくSocket478版Celeron 1.8GはSocket370版の1.4G程度だそうだ。どうしてかは知らない。
 一番わからないのがPen4とCeleの能力差。もちろんFSB400固定とL2キャッシュ128MBのCeleronがPen4より遅いのはわかるが、どの程度なんだ・・・。冒頭の3DレンダリングとDVD動画圧縮でどうか・・。わからん。

・P865G:なんとなくバランスがよさそうな印象があるが・・・。845の後継でDDR333-400対応、GBitイーサ専用バスCSAあり、S-ATA対応のICH5。865PEにグラフィックつけると865G。
・P875P:安物非サポート(×FSB400、×シングルDDR SDRAM)なんでぼくには無理。
・SiS651:外部AGPバスありでそこそこいい。

その他
・ビデオカード:ATI対nVIDIAの争い、RADEON vs GeForce は興味ないです。ゲームやらないんで。オンボードビデオか古いビデオカードで十分です。

・サウンド:AC97でいいです。



▼2003年10月31日 (金)   -- No.[8]

プロアトラス航空写真DVD 課題解決編
プロアトラス航空写真DVDの操作、仕様で???だった3点がいずれも解決されたのでご報告。

1.ネットワークアクセスキーが無効
 ユーザ登録時にネットワークアクセスキーが表示されたが、これを入力しても「利用期間が切れている」とのエラーが出た。
 結論からいうと、ネットワークアクセスキーはユーザ登録とは別に利用開始の設定を行う必要があった。
 以下、サポートからのメールを転載。

------------------------------------------------------------------------------------
●ルート検索期間発行

1.下記URLより、弊社Webページ「ユーザールーム」に接続していただき、
 ユーザーIDとパスワードを使用して、「会員様向けサービスメニュー」へログ
 インしてください。

 ●ユーザールーム
  こちら

2.[会員様向けサービスメニュー]より、緑色の[ネットワークアクセスキー]リン
 クをクリックしてください。
 「ネットワークアクセスキーメニュー」ページになりますので、緑色の[ルー
 ト検索]のリンクをクリックします。

3.説明をお読みの上、画面下部の「ルート検索期間発行」より、「発行日」が
 「未使用」となっており、「ルート検索」を開始する日が未設定であることを
 ご確認いただき、[発行]ボタンをクリックしてください。

 クリックなされた日から1年間、ネットワークアクセスキーのご使用期間が設
 定されます。

手続きを完了されましたら、「ルート検索」の実行をご確認ください。
---------------------------------------------------------------------------------------
ユーザ登録とは別に開始時期を設定できるのは助かりますが、もっとその点をアピール
してもらえるとよかった。上記の操作画面を実は見ているのだが、2の操作を行う必要
があるように思えなかった・・・。リンクボタンが単なる表示にしかみえず、このボタン
を押さなかったのだ・・・・。

2.GPS位置情報をEXIFに持つ写真をドロップすると、測地系がWGS84でも東京測地系で
貼り付けされる。

 当然ながら、測地系の変更を行う場所があった。これもサポートメールを転載。
-------------------------------------------------------------------------------------
『プロアトラスW2』における測地系設定についてご案内いたします。

弊社『プロアトラス』シリーズでは、インストール直後の測地系として、
TOKYO97を利用しておりますが、『プロアトラスW2』では、世界測地系WGS84へ
の変更も可能です。下記の手順をご確認ください。

1.プロアトラスW2メインウィンドウの「ツール」メニューより「設定」を選択
 し左クリックします
2.「設定」ウィンドウが表示されます。このなかの「表示・操作」シート内「緯
 度経度の表示」項目にある[測地系の設定]ボタンを左クリックする
3.「WGS84(世界測地系)」ラジオボタンをチェックし[OK]を左クリックする
4.[OK]を左クリックし、「設定」ウィンドウを閉じる
---------------------------------------------------------------------------------------
う〜ん、2の画面も表示してみたが「測地系の設定」ボタンは見落としていた・・・。
しかし、今の時代デフォルトがWGS84ではないのかなあ・・・。日本製のGPSは相変わらず
デフォルトはTOKYOなんだろうか??

3.地図上にドロップしたデジカメ写真(デフォルトはサムネイル画像)をいったんアイコンに
変更すると元の画像に戻せない。
 これもサポートメールを転載。
-------------------------------------------------------------------------------------
Myフォルダへのデジタルカメラ画像の追加につきましてご案内いたします。

サムネイル画像を「図形情報」(Myフォルダ編集)にて、アイコン表示に変更され
た場合、下記の方法にてもとの画像表示へ戻すことが可能です。こちらの内容を
ご確認ください。

1.アイコン上で右クリックし、表示されるコンテキストメニューから「図形を編
 集」を選択し左クリックする
2.「図形情報」ウィンドウが表示されます。このなかの「情報」シート内「アイ
 コン・画像」項目にある[選択]ボタンを左クリックする
3.左側の「ジャンル」欄より「ユーザ画像」を左クリックする
4.右側の「リスト」欄より、必要な画像を左クリックし、[OK]を左クリックする

 ※もし「リスト」欄に当該画像が表示されていなかった場合は、お手数をおか
  けいたしますが、画面左下の[追加]ボタンを左クリックし、「ユーザー画像
  の追加」を改めて行ってください。
---------------------------------------------------------------------------------------
たしかに・・・・。
しかし、これはW2に限らないのだが、プロアトラスの各種設定の操作はどうも直感的では
ない。操作のグルーピングなども違和感があり、なかなかたどり着けないことが多い・・。

W2ではデフォルトで地図上の任意の点をダブルクリックするとその場所が中心にくるように
なったが、これも以前のバージョンでは設定が必要で、なかなか見つからなかった・・。

以上、3点とも無事解決された。

写真上は正しく貼りついた中沢池。下段は無事、ルート検索できた目的地。下の地図を見ると
この地域は50万図しかないのでおおざっぱな地図だが、サーバーでの検索は詳細な地図で
行っているようで、詳細な道に違いない蛇行が見られる。

操作性はともかくちゃんと機能があってめでたし、めでたし・・・。