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EPSON PULSENSE PS-600Cの脈拍計は正しいか調べてみた

2017/3/19

 ロードバイクで外を走る時は回数も少ないので、心拍計の胸ベルトをするのは苦にならないが、ローラーはほぼ毎日なので、胸ベルトをつけるのが面倒。そんなわけで、手首で心拍数(脈拍数)が測れるものを探してみた。
 サイコンはGARMINなのでまずはGARMINをあたってみたが、vivoactive J HRは立派なスマホでよさげだが、実売3万円もするし、デザインが・・・。vivosmart HR Jは2万円程度だが、AMAZONのレビューでは、どうも脈拍計はいまいちのようだ。vivoactive J HRはvivosmartよりも新しいが、GPSのGarminも脈拍検知の技術は今一歩か。(手首で脈拍を測る仕組みは「LED光を皮膚内の血管に照射。血中のヘモグロビンが光を吸収するという性質を利用し、ヘモグロビンが吸収せずに皮膚内部から戻ってきた光を受光素子で測定し、入る光量の多寡により脈拍を計測」するそうです。by EPSONサイト)同じ類推では、GarminのFenix3J HRや近日発売の5Jも、(どっちも高い・・)こと脈拍計測では同じようなものかもしれない。
 他にもMioとかも見てみたが、どうもいまいち、というところで、なんとあのプリンターのEPSONからPULSENSEというシリーズが出ていることを知る。価格も2万円くらいでデザインはふつうの時計。
 とうことで、PULSENSE PS-600Cというのをポチってみた。

 昨日、届いて充電して(最初から90%充電されていた)、腕にしてみるといちおう表示されている。
ローラーを漕いでみたが、なんとなく外でみる数字よりも低いような気がする・・・。ということで、今日はローラーのときに、胸ベルト(サイコンはGarmin Edge500)と比較してみた。ちなみに、Edge500と心拍ベルトの通信はANT+で、Bluetooth未対応。PS-600Cとスマホ間はBluetoothでANT+未対応なので混信はありません。

結論・・・正確です!

少なくとも、胸ベルトで測ったサイコンの心拍数と数値はほとんど同じです。

以下、ご参考。なお、サイコンと時計を並べた写真はそれそれの間に10秒程度の撮影時刻のずれがあります。

充電中。
心拍80はウォームアップレベルの数字らしい

「活動量計モード」の「時計表示」での脈拍表示

漕ぎ出す前の脈拍数。サイコン、PULSENSEともほぼ同じ

ゆっくり漕ぎ出します。ケイデンス49

スマホにPULSENSEのソフト、PULSESE Viewで脈拍数をリアルタイム表示。スマホへの転送はBluetooth

ケイデンスをあげ、速度アップ。PULSESNSE側の心拍ゾーン表示は脂肪燃焼ゾーンに入る。

ところが、カロリーをみると大きな違いが・・・。

ケイデンスを80近くまであげると心拍も130まで上がる。これでも脂肪燃焼ゾーン。この次のレベルが「有酸素運動」なのですが・・・。

【2017/3/20 追記】
 実走した数値と比較してみる。
サイコン

PS-600C 最高心拍数は2つとも同じ

時系列変化(グラフ)
PS-600C ライフログ画面

下のグラフの詳細を見るには+ボタンをクリックし、見たい時間までドラッグする

詳細な変化
サイコン

PS-600Cは「ワークアウト」に切り替え、一覧表示をダブルクリックするとグラフが表示される
歩数や距離が表示されている場合は、ウォーキング画面なので、バイクのアイコンをクリックする

2つのグラフの縦軸の間隔が異なることや、サイコンの方が表示間隔が短いようで、そのためサイコンの画面の方が元気がある(^^)が、凹凸を見る限り差異はほとんどない。
 中央の平らな部分は写真撮影時間なので仕方ないが、脂肪燃焼ゾーンはそこそこだけど、有酸素運動の時間が意外と少なくて、けっこう愕然。。。

ところで・・・
「目標脂肪燃焼ゾーン」の設定時間をクリアすると、起動画面でこれが出るのは少し恥ずかしい、時間が短すぎて・・・。