多摩市と町田市の桜巡り 2014/4/5

　この数日、いきなり桜が満開になったので、近所の桜の名所をまとめて廻ってきた。
　最初は宝野公園。かなりの広さがあって最盛期の休日は花見宴会でごった返す。今日はまだ9時過ぎだったが、もういくつかの団体が場所取りをしていた。隣の奈良原公園は眺めは良かったが、富士山だけが雲の中だった。

　次は町田市を目指す。
　サイクリストには名高い「小山田周回」の逆コースで多摩丘陵病院の坂を下る。何組か登ってくるサイクリストに出会う。
　下りきったところでウィンドブレーカーをしまう。
　日大三高の坂を登ると妙にペダルが重い、最近はインナー使わないコースばかりで楽したせい？　軽いギアはもうないの？　そんなに貧脚か？と思って一息ついたところで確認したら、まだギアが３つくらいありました・・・。
　日大三高の坂を下り、今度はさくら通りを登る。今度は楽なギアを選んだがそれでもけっこうきつい。見頃の桜を言い訳に止まって確認すると斜度９％の標識・・・。ジャイアンツ坂と同レベルか、以前に下ったときはそんなに急とは思わなかった。やっとリサイクルセンターのプールに到着、尾根緑道の入り口を目指す。今日はさくらまつりなので尾根緑道は通れないけど。病院坂からこのあたりまで数多くのローディとすれ違った。みなさんまじめに「小山田周回」を廻っているのかなあ。鍛え方が違う。

　さて、次はかたくり群生地「町田かたかごの森」。4月1日から10日しか開園していない。山崎団地あたりを下りコンビニを左折しさらに下ると思ったら、正面にかなりの急坂。おもわず、げっと叫ぶ。交通量も比較的あり、止まらないように頑張る。今日は最終目的地までのルートをサイコンに登録しているので、残り距離や簡単な地図が表示される。残り4.7キロ。登りきって今度は道幅が広くて軽い下りで飛ばしながら、残りの距離数は最終目的地の菅原神社だと気が付く。かたくり群生地は間違いなく通り過ぎてしまった。
　さきほどのコンビニからの坂ですっかり脚が売り切れたので、カタクリは先週、城山かたくりの里でたくさん見たし、と言い訳して、そのまま菅原神社に向かうことにした。（あとで確認したら、群生地はコンビニからの登り坂の途中だったようだ）

　菅原神社は静かな神社だった。 　本殿に向かう途中で、工事の作業者と思しき老人に「サイクリングでどこまで行くの？」と聞かれる。こういう場合、たいてい相手は自転車の素人なのだが、この方は年齢は少なくとも一回りは上のようだが「ぼくは輪行専門でね」と言い、「しまなみ海道の朝日と夕陽は絶対おすすめ」と言っていた。おみそれしました。細かったからスタミナあるのかも。
　本殿は真新しくこぎれいな檜つくりで、境内には２，３組の家族がいるのみ。みんな妙に正装していると思ったら、呼び出しがあり、お宮参り、厄除け、交通安全祈願の人たちで、彼らが本殿に入ってしまうと、境内にはひと気がなくなった。

　ここまで1時間半。もう少し時間があるのでコンビニで補給して、近隣の薬師池公園へ。ここは園内に桜が分散しているが、到着した途端に雨粒が・・・。今日は大気が不安定との天気予報どおり。園内は自転車乗り入れできないので雨の散策はやめて出発。
　綾部原トンネルで雨宿りをして再びウィンドブレーカをレインウェア代わりに羽織る。今日は気温が低いので、もがいている時以外はひんやりする。トンネルを抜けるとまだ雨が降っていたが小降りになったので鎌倉街道を北上して、尾根幹線へ出る。
　とりあえず川井家の枝垂れ桜でも見に行くかと西へ向かうが、川井家の枝垂れ桜は葉が出ていた。見上げれば唐木田の百本枝垂れも見えたがあそこまで行くと時間がかかるので、乞田川沿いの桜を見物。
　空が暗く光が良くないので、桜があまりきれいに見えないが、多摩センター付近はまだ散り始めで満開に近い。永山まで来るとかなり散ってきた。2、3キロの差でもかなり違うものだ。帰宅してからこのあたりではかなりの見どころである吉祥院を見忘れていたのに気が付くがあとのまつり。それよりも空腹で帰宅を急いだ。
　

1ポイント/秒 2ポイント/秒 5ポイント/秒 10ポイント/秒 20ポイント/秒 50ポイント/秒

2014-04-04T23:57:01Z-接続後