絹の道資料館 2009/5/16

 明日(2009/5/17)は雨のようなので曇り気味の天気だけど、八王子市鑓水にある絹の道資料館に行ってみた。ここのことは少し前に知ったのだが最近読んだ「疋田智のロードバイクで歴史旅」にも出ていたので行って見ることにした。
 自宅からの楽なルートは多摩ニュータウン通り経由なのだが、途中の松が谷トンネル」がいちおう自転車通行禁止になっており無理に走っても気持ちいいとは思えないほど車が飛ばしているので、素直に尾根幹線を行き、三菱東京UFJ銀行のコンピュータセンターで右折、堀之内から野猿街道に入る。野猿街道に入ると車も減り、向かい風が少しあるものの心拍数をやや上げ気味に快適に飛ばす。途中、以前にあったヤマダ電機の建物を見てコンビニであんパンでカロリー補給。自転車はおなかがすく前に食べておかないといけない。
 出がけに地図は見たものの細かい場所がわからないのでコンビニでnuvi250を自転車にセットし、ここからはナビしてもらうことにした。
 自転車に乗りながらナビの案内の声を聞くのは少し違和感がある。
 北野街道を右に分けるとさらに車は減りやがて登り気味になる。ナビが300m先右折という。
 300m先にはその名も「谷戸入り口」という交差点があった。交差点を抜け地図では直進かなと思っていたがナビは左折を指示。そのとおりに従うと左に大栗川を見ながらやがてT字路になり左の橋に大きく「絹の道」の碑。ここで写真を撮る。さらに登るとナビは分岐で登坂のほうを指示。あれれと思いながら自転車を漕いでいくと谷戸の風景が広がりまもなく資料館に着いた。

 資料館のあるのがこんな谷戸に囲まれた場所とは思わなかった。車の行き交う幹線道路なのかなと漠然と思っていたのだが・・・。
 さて資料館の入り口に入ると老人の団体がうじゃうじゃいてびっくりするも、お帰りの準備中だったようで、その後は誰もいなくなった。
 受付で記帳をすると「マウンテンバイクでお越しですか」と聞かれる。あれ、入り口まで自転車を担いで入ったことをチェックされたのか。「いやマウンテンバイクではなくクロスバイクです」という素人にはわからない説明はやめて素直にうなずいた。写真は出版関係でなければ良いというのでカメラ片手にざっと見て回ったが、想像していたよりは展示も立派だった。市が管理する資料館なんて遺物が単に置かれているだけということが多く、ここも同じといえば同じなのだが、割ときちんとした展示や見せ方をしていると感心した。  ぼくが見えいる間に中高年の夫婦が二組来たが、それだけだった。ただ休憩所の机の数を見ると季節によってはかなりの賑わいになるのだろう。

 ちなみにこのあたりの絹成金は江戸か明治の始めまでのことだそうで、明治に富岡製糸工場に始まる品質管理、横浜線の開通によりこの一帯はもとの静寂に戻って行く(ということを先の疋田さんの本で読んだ)。

 パンフレットがもう少し詳しいものがあれば有料でも良いと思ったが、周辺の関連施設の地図があったので、近所の諏訪神社、永泉寺と茅葺き屋根で名所記号が地図にも記載されている小泉家屋敷を眺めて帰路につく。 帰りはどのルートにしようかなあと思ったが、尾根幹線まで登り返すのはちょっと面倒なので野猿街道をひたすら走って多摩市和田まで来て市立体育館の道から鎌倉街道を上って戻った。距離25キロ。まあまあかな。  
大栗川にかかる御殿橋。この橋の上流はせせらぎになる 橋から見る大栗川。ここから川になる 橋から見る風景。
大栗川にかかる御殿橋。この橋の上流はせせらぎになる
2009/05/16 13:34:07
橋から見る大栗川。ここから川になる
2009/05/16 13:34:42
橋から見る風景。
2009/05/16 13:34:58
資料館の前の谷戸 資料館入り口 資料館
資料館の前の谷戸
2009/05/16 13:39:31
資料館入り口
2009/05/16 13:40:22
資料館
2009/05/16 13:42:25
異人館跡から見る 団体さん(約20名の老人)のお帰り。ほっとした 屋外には異人館跡、屋敷と水路跡があった
異人館跡から見る
2009/05/16 13:53:48
団体さん(約20名の老人)のお帰り。ほっとした
2009/05/16 13:42:46
屋外には異人館跡、屋敷と水路跡があった
2009/05/16 13:43:28
内部は予想以上に立派 遣水のジオラマ 絹の歴史
内部は予想以上に立派
2009/05/16 13:45:59
鑓水のジオラマ
2009/05/16 13:47:13
絹の歴史
2009/05/16 13:48:16
こちらは当時の遺物。立派な陶器や彫り物など こちらは製糸編 資料館案内にあった諏訪神社にも行ってみた。入り口から鳥居を見る
こちらは当時の遺物。立派な陶器や彫り物など
2009/05/16 13:48:57
こちらは製糸編
2009/05/16 13:49:10
資料館案内にあった諏訪神社にも行ってみた。入り口から鳥居を見る
2009/05/16 14:10:04
鳥居まで登るとさらに急な階段が続く やっとたどり着いた本殿 本殿から祭礼する広場を見下ろす
鳥居まで登るとさらに急な階段が続く
2009/05/16 14:05:06
やっとたどり着いた本殿
2009/05/16 14:06:09
本殿から祭礼する広場を見下ろす
2009/05/16 14:08:04
これも資料に載っていた高雲山永泉寺。入り口のみ これも資料にあった小泉家。いまだに住んでいる。 真ん中の2つのピークの左が資料館、右は諏訪神社だろう。帰りは基本的に下りで楽でした
これも資料に載っていた高雲山永泉寺。入り口のみ
2009/05/16 14:16:11
これも資料にあった小泉家。いまだに住んでいる。
2009/05/16 14:22:42
真ん中の2つのピークの左が資料館、右は諏訪神社だろう。帰りは基本的に下りで楽でした
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行きはやや向かい風だったが全編走りやすい道で平均速度はそこそこ上がったかな 絹の道資料館の資料 裏面。もう少し詳しいものがあると良かった
行きはやや向かい風だったが全編走りやすい道で平均速度はそこそこ上がったかな
絹の道資料館の資料
裏面。もう少し詳しいものがあると良かった
そこそこ気合いを入れて走ったので平均的には高めの心拍数
そこそこ気合いを入れて走ったので平均的には高めの心拍数

ACTIVE LOG 002

プロフィールマップ

GPSログ解析

開始日時2009/05/16 12:38:35終了日時2009/05/16 15:03:15
水平距離25.16km沿面距離25.26km
経過時間2時間24分40秒移動時間1時間34分38秒
全体平均速度10.5km/h移動平均速度16.0km/h
最高速度43.4km/h総上昇量285m
最高高度174m最低高度58m

区間解析

地点名通過時刻
移動時間
累積距離
区間距離
平均速度高度
高度差
平均勾配
START12:38:350.00km 111m 
 01:34:3825.26km16.0km/h↓6m↓0.02%
GOAL15:03:1525.26km 105m